小鮎の餌釣りに行ってきました．職場のMさんからご指導をいただきました．「はままつ方式」と呼ばれる釣り方を体験しました．
釣行日: 2021年9月20日（旧暦8月14日，月齢13.1）
漁協: 滋賀県高島市安曇川町長尾671 広瀬漁協
http://shigakasen.com/hirose17.html
ロッド: 延べ竿（渓流竿） 3.4m
仕掛け: 春瀬工藝（こうげい） はままつ方式 仕掛け 超敏感うきセット（道糸0.8号5m，ラセンオモリ0.5号，ウキ No.2，浮き止めゴム，遊動サルカン(浮子ベスト)，2本針仕掛け(スレ針)，仕掛け巻きが入っています）
コマセ: シラス粉
釣果: 小鮎 70，ウグイ 7，ホンモロコ 13
滋賀県は琵琶湖に小鮎釣りに行ってきました．安曇川（あどがわ）で琵琶湖産の鮎が遡上するのを狙います．これまで，鮎は友釣りでしか釣れないと思っていましたが，ルアー釣りも可能と知って関心を持ち始めていました．しかし，今回はなんと餌釣り．これはハードルが低くて良いです．はままつ方式と呼ぶそうです．オーナーばり提供の「夢釣行」という番組でこの釣法を知りました．番組を観て以来気になっていましたが，まさか職場のMさんがかなり以前から通っておられたとは．．いわゆるサビキ釣りに近いです．番組では，警戒心の強い鮎が1時間に100匹ペースで釣れていました．前日の漁協のWeb情報によりますと，2週間前にシーズン終了宣言が．．いったいどうなりますことやら．．
広瀬漁協の営業時間（6:00～）に合わせて自宅を出発．近畿道，名神，湖西道路(国道161号，平成17年より無料)を経由して，5:40に現着しました．少し遅れて漁協が開門．日券（税込み2,200円）を購入します．漁協の人によれば，やはりもうシーズンは終わっているとのこと．安曇川へ．両台橋の南東の脇から砂利道を下って川岸までたどり着けました．自動車で入っていけます．河原に車を止め，ポイントまで20mという近さでした．アプローチと河原がよく整備されていました．感謝です．
これまでは紀ノ川の汽水域でのハゼ釣りしか経験がありません．渓流釣りは初めてです．今回は，職場のMさんが教えて下さることに．延べ竿に全てがセッティングされた仕掛けを結びます．リールがなく，船釣りや河口釣りとは次元が違う超軽量タックルです．幹糸0.8号，オモリ0.5号です．もし，これにサルカンを1つでも付けようものならば，仕掛けの動きを妨げてしまうと思われる，非常に繊細な仕掛けでした．
漁協で説明を受けた通り，両台橋の下付近で始めます．足下から水深は深く，流れは緩そうです．最初の数投は無反応でしたが，流速のあるところに投げ入れると1匹目が釣れました．初めての鮎，ゲットです．小さいですが純粋に嬉しかったです！
1時間ほどして釣果は10匹ほどに．ややスローペース気味．．頻繁に当たりがあるものの，なかなか針掛かりしません．「もしかして合わせるんですか？」「スレ針やから合わせないと」「えっ！」 ・・・スレ針だったとは．．それ以降，ウキを凝視しながら合わせを頑張って見たのですが，なかなかうまく行きません．繊細な仕掛けとも格闘．．「（うん，今日は返しの付いた針にしよう！）」とオーナーばりの仕掛け（3本針，パールビーズ）に交換します．すると，向こう合わせ気味でも大丈夫になりました．しかし，親指ぷっちんで小鮎を外しにくくなりましたので，親指ぷっちんの使用はあきらめて船釣りのように魚を手で持って針から外すようにしました．手返しは悪いですが．．スレ針の合わせかぁ．．修行の道は長そうです．．
Mさんが近くを偵察してくださいます．「あっちのチャラ瀬の方がいい感じですよ」と．．後半は東の浅瀬に移動することにします．真夏空のもと，いい感じになってきました．
ここからペースアップ．浅瀬に点在する岩の脇を流れるように仕掛けを通すと，1投1匹ペースになりました！ 延べ竿での投げ方も徐々にわかってきました．貧乏性だったので，竿の長さ+30cmと幹糸を長めに切りましたが，何とか投げられます（3本針に交換したときに更に長くなっています）．しかし，遠投がしやすいので（目の前のポイントに投げ入れやすいので），このまま最後まで続けました．
本来の小鮎釣りは7～8月がシーズンのようです．今日は来シーズンに向けた練習の日．シーズン終了宣言の後にしてはよく釣れた方ではないかと思います．4時間半ほど釣って，11時過ぎに納竿となりました．
写真集
快調なMさん．ビシッと決まっています．
広瀬漁協の日券．次回のために，このサイズに合うホルダーを探しておこうと思います．99mm×93mm です．
家族には天ぷらが大好評でした．この翌日は甘露煮を作りました．もちろん大好評でした．
はままつ方式について