近況や、最近の出来事についてご報告しま~す
この前書いた、コンペですが予定通り落選してしまいやしたァ~~~~
審査を通った会社は以下の所です。
●ウルトラスーパーピクチャーズ ●A-1 Pictures
●シンエイ動画 ● STUDIO 4℃
どこも、アニメ業界では大手の元請け会社ばかりです。
「
ウルトラスーパーピクチャーズ」は聞き慣れない会社ですが、サンジゲンやグッスマが資本を出している会社さんで、CGメインの所みたいです。前回も「トリガー」とか言う聞き慣れない会社が通っていたんですが、トリガーもガイナックスから分かれた会社で、基本的には大きな会社さんで、我々のような現場の弱小零細企業とは、全く体力の違う会社ばかりです。
小さい会社が、夢を見るのは無理な業界なんですかねェ~アニメ社会って~チョッと悲しいです…ウチでなくても、どこでも良いから零細企業が1社でも入ってくれてれば、こんな切ない気持ちにはならないんですけどネ…
それはそうと、やっと、本当にやっと、以前から作っていたアダルトアニメが完成致します…ワ~~~イヾ(@^▽^@)ノ
製作期間4ヶ月の予定で動き始めたのが、もうすでに6ヶ月経ってしまい、クライアントからは、ペナルティだと脅され続けております。
ただ、クオリティは下げたくないので、無理してスケジュールを伸ばして貰ったんですが、それもモハや限界……
ここまで伸びた理由は、監督兼原画兼作監を一人でやっていただいたアニメーターさんのモチベーションが上がったり、下がったりしたからなんですねェ……確かに苦労は掛けているんですが、スケジュールも守るのが監督でもあるはずなんですが…クオリティにコダワリたいってのも分かるので難しい所です(><;)
…これがタイトルで、このロゴが決定した物です。
ロゴの感じみたいに、明るいエッチで攻めた作品です。最近のアドルトアニメには少ない、動きにこだわった作品になっています。
最近のアニメ全般にも言えるんですが、動きのタイミングにこだわった作品が本当に少なくなりました。昔の原画さんって、絵の上手下手もあったのですが、それよりも動きに関してのタイミングにも頭と技術を使っていたんですよね。
そのタイミングの伝承が無くなって来ているので、単純な動きの原画が多いです。単純な動きなら、CGの方が得意なので、アニメーターって必要ないんですよね…正直な所
動きのタイミングが良ければ、枚数が少なくても動いているように見えるし、タイミングが単純なものは、逆に枚数が掛かっていても動いているように見えないと言う、アニメ・マジックがあるんですよね。…でもこの辺の事は、かなりアニメに精通している人じゃないと分からないかもしれません。
この作品は、動きのタイミングにとにかくコダわって作りました。ただ、キャラがアニメーターさんオリジナルなので、1枚絵に命を賭けている絵師さんに比べると正直かないません。(雰囲気は、京アニが作るキャラっぽいです…)
キャラ全盛のこの時代に、アニメ本来の動きにこだわった作品が売れるのかが心配なのですが、本物のアニメオタクさんには分かってもらえる事を祈りつつ、売れて欲しいと願う毎日です……頼む~m(_ _ )m売れてチョーーーーーーだい…次回作も作りたいヨォ