能登に行ったりできたのだから、そこまで忙しかったわけではないのだが、結果的に今年は夜桜ばかり眺めて終わった。

ただ昼間に花見ができなかった、というだけのことだが、花見のシーズンが過ぎてみれば、貴重な一回を終わらせてしまったという気持ちになる。

 街中の夜桜。職場の小さな送別会の後、街歩きをしていて撮った。


 線路沿いの桜。送別会とは別の日に撮影。


 近所の道端にて。主要な道ではなく、そこから一本入った小道なのだが、100メートル程の桜ロードがある。10本程だが、住宅街の細い道にある桜並木の雰囲気が大好きだ。かつては桜の巨木が見事な花を咲かせていたが、寿命なのか、最近植え替えられて、若木に代替りした。その若木がようやく花を咲かせるようになった。通勤ルートから少し外れるが、シーズン中必ず寄ることにしている。


 元同僚が住む能登へ行く機会を得た。

彼と同僚の期間は2年ほどであったが、退職後も時々会っていた。しかし、地震と病気がきっかけとなり都会の仕事を捨て去り、出身の中能登町にUターンしたのは昨春のことである。同期の同僚と連れ立って、この度の能登訪問となった。


 地震からの復旧…

玄関口、のと空港ですら補修が終わっておらず、全体的に今も復旧工事は続く。

 友人の運転で能登町のイカの駅へ。レストランは3月中は休業していたが、お土産は充実していた。

 食事をしようと、イカの駅で案内されていたお店へ。チキン南蛮定食が美味しかった。

 小さな道路は亀裂や穴が多く、崩れている道もある。運転には神経を使うと言う。

 途中、能登町にある能登演劇堂へ寄る。

 舞台奥が開閉でき、田畑と杉林が借景となるという仲代達矢さん監修の施設である。以前、ドキュメンタリー番組で観たことがあったと思い出し、リクエストしたら、最近ようやく公演が再開されたと案内してくれた。

ココが開閉部。興奮する。

6月には無名塾の公演も予定されており、いつか公演を観に行ってみたい。

 のと鉄道はラッピング列車が運行されていた。

 宿泊は和倉温泉。友人が予約してくれた。現在、温泉宿21軒のうち4軒が営業再開している。(5軒目が4月から営業再開とのこと。)潮気のある温泉は気持ちよく、何度も入りにいった。

雰囲気のあるロビー。

 翌朝、羽咋市の千里浜を案内された。

ペーパードライバーなので、行きたくても行く機会がなかったなぎさドライブウェイ。

残念ながら、通行止めで、数百mしか走行できなかったが、砂浜の国道を堪能した。

 そして、NHKドキュメント72時間でも取り上げられた桜の名所、能登鹿島駅へ。

つぼみだったが、風情ある駅。駅のそばには能登の海が広がる。海の景色も良かった。

 旅の終わりは能登牡蠣。知らなかったが、能登の牡蠣は有名だと友人。釜飯で食べたのだが、小ぶりなものの味が濃厚で、とにかく美味しかった。

 再訪問を期し、帰途についた。

食の冒険!

少し大げさに言うなら、新たな「食」と出会えたかもしれない。

ダル餅という。

今回、ダル餅の提唱者様が呼びかけるイベントに参加する機会を得た。

 知らない者同士がカレー屋さんに集い、饗されるダル餅を食らう。

向かいに座った方が親切な方で、「小豆にお餅を入れるお汁粉があるなら、ダル(豆)カレーに餅を入れてもいいのではないか、との発想がきっかけらしいです。」と教えていただく。

食べると揚げ餅(たぶん)がダルカレーに合う。ペロリといけてしまった。今後、メニューにダル餅があれば注文の選択肢に入るだろう。こうやって文化は融合するのかもしれない。

10年後のカレー屋さんのメニューに期待しよう。


………


強風の中、1年越しの船釣りリベンジ!

 三浦半島沿岸でオオモンハタを釣った。狙いはヒラメなので、お目当ての魚ではなかったが、船頭さんに高級魚だと教えられて、嬉しくなってしまう。今回、強風のため、船が揺れると覚悟していたが、調子づいていたおかげで?船酔いもせず、6時間半、釣り糸をたらし続けることができた。現金なものである。

 さばけないので、実家へ持っていき親と煮付けにして食べた。

 花粉飛散のピークだが、船上では気にならないほど気持ちよかった。