結局、2022年の夏は自宅療養の夏だった。

先月の投稿で、避暑地自宅と書いたが、療養先自宅となった。


 40代、基礎疾患あり、ワクチン4回接種済が、吹奏楽コンサート鑑賞の5日後、レストランでの食事から4日後、居酒屋で飲食をした2日後、夜間ウォーキングの翌日に発症した。

 いや、夜間ウォーキングが終わる頃の後半から喉に違和感が出始めており、一緒に歩いていた友人にはもしかしたら、もしかするかもしれないから近づくな、と言っていた。(幸い、うつさなかった。)


 日数を見ると、やはり居酒屋なのだろうか。でも、参加者はかかっていないようだった。

既に感染者数のピークは過ぎていたものの、何人かでの居酒屋飲食は、正直気が進まなくて中止になりやしないかと思っていた。当日、ビクビクしながら参加したら、ビックリするほどの「マスク会食」で、逆にこれは大丈夫だと思った矢先のことだった。


 最近知ったのだが、レストランで食事をした人が自分と同時期に療養していたことがわかった。会ってから4日後の発症なので、お互い連絡もしなかった。実は同時にもらっていたのだろうか。


 症状は軽症だったのだろうが、発熱中は辛かった。療養の後半は部屋の片付けをする程だったが、今はすぐに汗をかくこと、咳が出ること、身体がスッキリしないことが、後遺症?だろうか。少し不気味で、単なる風邪だね、とは言いきれない気がする。



 療養明けの先日、栗畑を持つ友人の家へ行った。山の斜面に5面ほどの栗林があり、斜面だから足元と栗のイガとヘビを警戒しながら、栗の収穫体験をさせてもらった。


 栗が商品になるのかどうかの見極めが難しく、大丈夫だろうとカゴに入れると、これは虫喰い、それは病気でダメだと捨てられた。なかなか集められない。


 1時間もいれば汗びっしょり(後遺症もあるかもしれないが)になったが、収穫という目に見える成果に、充実した時を過ごさせてもらった。



 8月に入り、結局旅行は諦めた。

自ずと避暑地は我が家になる。滞在時間が長くなると否が応でも突きつけられる事実。

…家が汚い。

何というか雑然としている。元来、片づけ嫌いの面倒くさがりである。雑然の要因は部屋の床に本(主に積読)とDVD(最近はもっぱらアニメ)とCD(ドラマやアニメのサントラが多い)が散乱していること。

ようやく思った。これは何とかしなければ。

 本棚購入。不器用ながら自分が組み立てる。アニメDVDを入れてみる。なかなかいい。

本棚を追加購入。今度はドラマ、映画のDVDを入れる。やはりいい。

最終的に本棚は6つになった。

before

これは酷い。買い置きのお菓子まで。


after

アニメの棚。

 本棚に収容する過程で気づいたこと。

整理整頓をしていないせいで同じタイトルのDVDを買ったりしてる。我ながら呆れる。そして、膨大な数のDVD。生活費を削ってまで買い続けただけはあるのだが、配信全盛期の現代において複雑な思いである。

結局、本やCDは手つかずで、まだ床に直置き状態なのだが、それでもだいぶスッキリした。


 服飾評論家の市田ひろみさんが亡くなったという。

ニュースの「お茶のCMで、一躍有名に…」というフレーズよりも、自分にとっては「俳優、市田ひろみ」のイメージが強い。

 橋爪功さん、野際陽子さん、北村総一朗さんといった名優が出演するドラマ「京都迷宮案内」が大好きで、市田さんは橋爪さんと北村さんの下宿先の女将さん役だった。

記事を書かない風変わりな新聞記者が遭遇する、京都の町を舞台にしたちょっとした(時に大きな)事件とその人間模様が描かれるストーリーが好きなのだが、出演する俳優同士の掛け合いも楽しくて大好きだった。市田さん演じる下宿先の女将が橋爪さん演じる新聞記者杉浦を呼ぶ声「杉浦はん」は今も耳に残っている。

 このドラマ、第10シリーズまで続くのだが、シリーズの後半「新京都迷宮案内」はテレビで再放送されるのに対し、初期の京都迷宮案内はなかなか放送がない。最近になって東映から初期のシリーズがDVD化されることを知った。せっかくだから買おうかと迷っていたら市田さんの訃報である。野際陽子さんも亡くなられており、ドラマの復活など絶対にないよな、となんか寂しい。ご冥福をお祈りします。

 6月下旬、長野の善光寺へ行く。七年に一度の御開帳。普段ならば行かなかっただろうが、桂宮治独演会にて、師匠の「お血脈」を聞いたから。行くつもりなどなかったのだが、俄然行く気になった。

 「お血脈」をかなりざっくり言うならば、日本に仏教が伝来、阿弥陀仏を長野の善光寺まで運んだとのお話。

つまり、運ばれた仏様が、御本尊となる。どうやら、その仏様は絶対秘仏らしいが、同じ容姿の立像を御開帳で拝めるとのこと。


 新幹線で長野へ。歩いていくことにする。梅雨の晴れ間で、暑かった。午前なら空いているだろうと思ったが、まあまあの人手。これからもっと増えそうだ。本堂前の回向柱を後回しにし、本堂へ。

行列は20分ほど。回向柱からご本尊の指に繋がっているという善の綱に注目した。確かに繋がっている!

これだけのために度の強いメガネまで持参し、目を凝らした。こんなことでも自分の目で確かめられたら納得がいく。満足したら蕎麦を食べ、篠ノ井線に乗り、松本経由で帰った。





 6月末から新型コロナの感染拡大傾向が顕著になり、今月は第7波が到来した。夏の旅行(一人旅)を諦めたところ、日帰りドライブのお誘い。高校時代の友人の相方さんが登山をし、下山先に迎えに行くついでに静岡の清水へ行って海鮮丼を食べ、山梨の南アルプスへ行って桃狩りをしようとの内容。

大喜びで参加する。


 清水の海鮮丼の前に日本平の東照宮へ行く。ロープウェイで向かった。徳川家康が祀られているがお墓もあり、こじんまりとしているものの良い場所だった。

その後、海鮮丼。たまには贅沢したい。


 中部縦貫自動車道で海から山へ。

山梨はちょうど桃の時期。桃が好きなのだが、最近知ったことがある。それは熟している実よりカタイ実が好きということ。教えてくれたのはこの友人で、皮ごとかぶりつく。果樹園

オドロキという品種がまさにカタくて、とても美味しかった。


 これを企画した友人の凄さよ。バスツアーに来たみたい。ただ、運転は疲れたと思う。





今年はどんな夏になるのか、楽しみたいが、不安な夏である。少しでも楽しみを見つける夏でありたい。