部品交換後、ECU初期化してる? | うりすけスタイル

うりすけスタイル

信州安曇野在住で、
かなりのうさぎ好き!
ロータス故障診断士でもある

メカニック仲間で話になりました

 

スパークプラグ交換やIGコイル、インジェクター交換で「ECU学習値の初期化してる?」って!

 

下記画像は、その時のチャット時にもらった画像です

見にくいけど、2011年モデルから現行まで説明に変化がありません

調べるともう少し古いモデルもあるかも?

 

初期型アクア 2011年

 

プリウス 2015年

 

最新版 ヤリス

 

内容ですが

下記の交換部品時は条件によって、ECUリセットしましょうって事

 

スロットルBODY・スロットルBODY清掃・ヘッド・INカム・EXカム

INスプロケ・EXスプロケ・ピストン・ピストンリング・エアフロ

インジェクター・フューエルポンプ・フューエルプレッシャーセンサ

A/Fセンサ・A/FセンサNo2・水温センサ・スパークプラグ・IGコイル

EGRバルブ・吸気系エア漏れ修理・排気系ガス漏れ修理

 

条件というのは、

・部品交換前にエンジン関係のダイアグ出ていた

・部品交換前のデーターモニタ「A/F学習値」が±20%を外れていた

・部品交換後に指導不良、ラフアイドル、エンストがある

 

「ECUは、ヒューズを抜いたりバッテリーを外しても初期化されない」との事

 

そこで話になったのが、スパークプラグの交換を例にして

エンジンに不具合が無くてもECUリセットする派としない派の意見

 

しない派は

「めんどくさい」「問題ないからええやん」「そのうち学習するんちゃう?」「そもそも診断機無いし!」

 

する派は

「ギャップが変わっているのだから、点火時期も変わっている」

「火花の強さが違うので燃料の噴射量やタイミングも変わる」

 

うりすけは、リセット派よりだな!

会社にはおまけ機能付きのコードリーダーしかないけど・・・

 

リセットする派は皆さん、普段からデーターモニタを見ているので

特性ズレや劣化タイミングの発見が速いです

 

交換作業後に使う診断機の作業サポート機能の話もありました

その時に送られてきた、トヨタの作業サポートの一例

PDFをクリックで開きます

 

PDF

 

上の表にはスパークプラグ交換でリセットとは書いて無いですが

ECUメモリリセットとなるのでしょう

 

みんな、ちょっとした作業でも診断機入れているんだね

データーモニターを見る習慣のある会社のメカニックは

話をしをしていても優秀さを感じます

 

最近はバッテリー交換をして、劣化度のリセットや

メーカーの指定番号を入力するECUなどもあり

セルモーターの交換でさえ、診断機が無いとできません

 

エンジンオイルの交換でオイル量と劣化度の初期化は

診断機が無いとできなかったりする場合があるので

オイル交換も外注に頼まないと・・・

 

そうそう、エアコンのガス補充の適正値も診断機で見るんですって!

 

知人の会社に行っては診断機触らせてもらっていますが

手元にあるわけではないので、なかなかついてい行けない

いつも情報をもらうばっかりですよ

周りの整備工場の技術力から取り残されてる感がすごいです

他社でできる事なのに、自社でできないと言わなくてはいけないのは悔しいね