まだフワフワとした魔法がかかったまま・・・・
なかなか解けませんわ。
てか、解けたくないーーー!!!
前記事で書き忘れちゃいました、そういえば!
プレビューと本公演、2度観たのですが。
健くん、進化してました。すごかった!
台詞にも鷹揚があって、気持ちが台詞にこもってました。
プレの時は、台詞を言うのにいっぱいって感じもあって
観ているこっちも、台詞を聞き取るのに精一杯。
でも、2度目の時は、気持ちが台詞を言わせてるようでした!
あんなに難しい台詞なのにね。
それでは、感想を。
思いっきり、ネタバレしてますので、これから観に行かれる(羨ましい!)方は、
読まれない事を、おすすめします・・・m(_ _ )m
ロミオとジュリエットの公演が決まって、最初に思った事が
衣装はどんななんだろー!?(((( ;°Д°)))) でした。
だって、時代や国に忠実だと、コスプレになっちゃうし、
あんまり奇抜なのも嫌だし。(レオ様のみたいなw)
「裸にしたい男」で着てた衣装、案外似合ってたけどね~( ´艸`)
そんな気になった衣装は・・・
めっちゃ素敵!!!!ヽ(゚◇゚ )ノ
思いっきり、現代そのままなんだけど、
それぞれのキャラクターに合ってて素晴らしい!
舞台なんだから、ある意味リアリティはそこそこで良いわけで。
衣装は、ストーリーを邪魔しないのが良いわ~!
別に、歴史の勉強するために舞台を見に行くわけじゃないしね!(笑)
キャピュレット家のパーティに乗り込む時の、明るい青みがかったグレー。
このスーツかっこいい~!
で、このスーツ、教会のシーンでジャケットを脱ぐんだけど
その姿に萌えた~~w(〃∇〃)
シャツになって体の線が強調されるというか
線の細い人って大好きなので
背中からかかとまでのラインに、萌え萌えでした~(///∇//)
でも!脱ぐとすごいっっっ!!(〃∇〃)
ジュリエットの寝室で朝を迎えるシーン。
一夜を共にした訳ですから、とーぜん裸です(/ω\)
あんなに線が細いのに、意外とがっちりな胸板に、これまた萌えます(///∇//)
画像はこちら。最後の写真で胸がチラっと見えますww(///∇//)
http://www.rj-2012.com/gallery.html
ジュリエットとの結婚式のためのスーツも素敵~!
一方、ジュリエットは、ほとんど白基調。
ジュリエットの清純さを際立たせる感じで、これまた素敵。
それでも、部屋着、パーティ、寝巻き、お出かけ着、
それぞれ、一目でちゃんと違いが分かるデザイン。
舞踏会で羽根付けてたのは、レオ様版ロミジュリに似てたわ(笑)
一度だけ、全身黒になったのが、ロミオが追放になりパリスとの結婚が決まった時。
今までずっと白だったのに、黒になるから、
ジュリエットの悲しみを、表してるのね~(ノ_-。)
ジュリエットと相対して、終始派手派手だったのが、キャピュレット夫人。
ドレスは、スリットというか、和服をイメージした感じの前合わせで
歩くたびに、太ももまで見えてます。(//・_・//)
印象的なのが、ハイヒール。
15センチ?それ以上ありそうな、すっごい高いの履いてます。
成金だけど、地位がなくて、見栄っ張りな雰囲気が存分に出てました~。
でも、あのハイヒールを難なく履きこなす石野真子がすごい!!!
でも、大公の衣装はどうだろ???
あれじゃ警官そのものになっちゃって、
最初、警官にそんな権限あるの??って思えちゃった(汗)
現代に設定変えちゃうと難しいっていう顕著な例だねー。
次に、セット。
最初にティボルトと、ベンボーリオのケンカのシーンで
龍虎の絵が出てきた時には、ちょっとダイジョブカ・・?と焦ったけど(笑)
それ以外のセットは、良かった~!
特に、ジュリエットの寝室のセットは、良かったわ~(〃∇〃)
天蓋付きのベッドを思わせて、
そのカーテンの使い方がとても上手かった~!
2幕の始まりのとこなんてね、特に(笑)
白いカーテンの向こう側に、二人が横たわってるのかと思うと・・・(/ω\)
もちろん、バルコニーも良かったー!!
西洋と東洋の融合っていうのが、現れてたのがこのセットかしら?
バルコニーのバックに、桜が咲いてて(ものすごく大きかったけどw)
でも、それがライトの光と相まって、すごく幻想的でキレイだった。
1幕のラストなんて、ため息出ちゃうくらい、うっとり~~~(*v.v)。
3時間近い上演時間なんだけど、
気持ちが途切れることなく、ぐぐーーと引き込まれっぱなしで、
なんでかな?って思ったら、暗転が無かったのね!(←パンフより)
次の場面へ切り替えが流れるようで。
最初のロミオの登場シーンなんて、まさにそうで
舞台左側奥からロミオ登場。
↓
舞台右側には、ベンボーリオとロミオの両親がいて話している。
↓
ロミオがステージ手前に歩きだすと、左側からバーカウンターが現れる。
↓バーのセット出来上がり。
↓そこに座るロミオ。
↓店に入るベンボーリオ。
こんなふうに、シーンの終わりと次のシーンが重なるのが、
気持ちよく決まってくのが、すごく心地よかった。(・∀・)
でも、朝からバーで飲んでるってどうよ?(笑)
脚本は、ストレートプレイって言われてるように、ほぼ」原作のまま。
って言っても、原作読んだの中学生の頃だから、覚えてないけど(笑)
原作のまま、なんにも捻ったりしてないのが嬉しかったw
ただ、原作通りだと、ティボルトや、マキューシオの人物設定がわかりづらかったのが残念。
なんで、ティボルトはそんなにロミオが嫌いなのか?とか
マキューシオとの友情度合いとかが、わかりづらい・・・(;^_^A
昔は、そんなに脇役まで気にしちゃいないって事なのかなー?(笑)
しかも、ロミオの友達、下ネタが多過ぎで・・・・
なぜに品行方正なロミオが付き合ってるんだろうか・・・?
あと、ラスト近く、ロミオがジュリエットの眠る霊廟に行ったとこで、
パリスを殺しちゃうのも・・・・・
ジュリエットを想うロミオに同情して観てるこっちの気持ちも途切れるっていうか・・・。
パリスを殺しちゃうことで、二人っきりの世界じゃなくなちゃうんだよね・・・。
その後、ジュリエットを抱きながら死を覚悟するロミオで引き戻されるけど。
二人が亡くなったあとも、長いしね・・・
ロレンス神父の説明は、いらなかったかな~
私たち、全部客は見てますんで。わかってますんで!と思っちゃいました(^_^;)ゞ
ジュリエットが、眠り薬飲むとこの演出は素晴らしかった~!
ちょっと力入りすぎて、台詞にドスがきいちゃってたけど(笑)
でも、さとみジュリエット、めちゃくちゃ良かったです!!
キスシーンも何回やるんだ??ってくらい、しまくってましたが・・・
ジュリエットとロミオになりきってたので、全然へーき・・・で・・・・・・・・・した・・・・・( ̄ー ̄;
ロレンス神父の橋本さとしさんは、さすが!!!という言葉しか出てこない・・
声も通るし、聴きやすいし。
同じく乳母役のキムラ緑子さんも!
ロミジュリでは、乳母はお笑い担当なので、この舞台でも存分に笑わせてもらいました!
そして、我らが佐藤健ロミオ!!!!!
前記事でも散々書いてきたけど(汗)
もぉぉぉぉぉぉぉぉぉ~~~~~素晴らしかった!!!!
しなやかな体の動きで表現できるって再認識!!( ´艸`)
物語の、始めと終わりまでの、ロミオの気持ち、状況で、
全く違う表情、体の動きを見せながらも、
ロミオという人物を揺るぎなく演じきるすごさ。
原作そのままにやるのは、難しいことだろうと、思われるけど
全くそんなことを感じさせず、
むしろ、難しい台詞も、とても耳に心地よく響いて、
最後には、二人の悲しい結末に、分かりきってるのに、泣いてしまった。
健くん、素晴らしい時間をありがとう!!
東京公演も残りわずかだけど、がんばって!
できれば、2年に一回くらいで、舞台やって欲しいなぁ。
この舞台を経験した後の、新しい佐藤健が楽しみ~~!!!
そろそろ、連ドラで健くんが見たいよ~~!!
最後にこんな記事をご紹介w
観る前はナメきっていた佐藤健のロミオが・・・って、最高の褒め言葉だわ~w
村上湛 古典演劇評論 ロミオ&ジュリエット
男気をフンパツって・・・・
それ、舞台でどうやれば・・・・(((( ;°Д°))))
起き上がった時、上半身裸なだけでドキッとしちゃいましたが・・・・(笑)