21秩父華厳の滝・埼玉県皆野町 | しぶきの滝ブログ

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赤目四十八滝 荷担滝

こんにちは 今朝は快晴で15度と暖かい朝を迎えていました 

今朝は久しぶりに川沿いの散歩コースを歩いてみました かつて親子連れの狐をよく見かけた竹林で 1匹の子狐を見かけました 2~3年も見なかったので住処を変えたのだろと思っていました チラッとこちらを見て竹やぶに消えましたが 懐かしく元気そうな姿にホッとしました

 

 

 

 

秩父華厳の滝・皆野町


 

 

 上日野沢地区を流れる荒川の支流日野沢川に懸かる滝です。札所34番水潜寺の奥に流れ落ち地元では「空滝」と呼ばれています。秩父華厳の滝の由来は、日光華厳の滝に似ているからといわれ、江戸初期から明治にかけて「秩父八景」のひとつでした。赤い岩肌が珍しく周辺の景観も相まって霊験あらたかな趣のある滝です。

 

空滝のくも伝説

 昔、日野沢に、ひとりの木こりが住んでいた。

 ある夏の日。木こりは、大きなメンパを持って空滝のほとりにおりてきた。

 木こりは、滝つぼのほとりの大岩に腰を下ろすと、昼飯を食べていた。食べ終わると、やわらかい草の上に、ごろりと横になった。滝つぼの上の空を見ていると、いつの間にか、うとうととした。

 ふと、体の上を何かがはいまわるような、いやな気持ちになった。起き上がってみると、一匹のくもが、足先のほうへはっていく。

くもは、木こりの足先に銀色の糸を巻きつけ始めた。巻きつけ終わると、くもは糸を引きながら草原をよこぎり、滝つぼに落ちた。

木こりは気味悪くなって、足先に巻きつけられて糸をそっとはずすと、かたわらの杉の株に巻きつけた。

ちょうどその時。

「よいしょ。」

と滝つぼの底から、大きな声が聞えた。すると、たった今、くもの糸を巻きつけた切り株が、メリメリと大きな音を立てて傾くと、まわりの土をムクムクともり上げ、大ぐものような根っこがおどり上がった。

切り株は、ずるずると草の上を引きずられ、水しぶきを上げて滝つぼの中に引き込まれていった。

  皆野町誌・資料編5民族より

 

 

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本のしぶきクイズ

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ヒント① 埼玉県越生町に懸かる滝です

 

ヒント② 黒山川に懸かる三つの滝の総称は

 

  1.黒山一滝 2.白山三滝 3.黒山三滝