こんにちは。
売りたい商品を戦略的に売る!
接客ストーリー・プロデューサーの加藤千華子です。
私がお店の教育担当として、
とある会社の本部に勤務していたころのお話です。
私の周りにいるデキル店長の一人、
Kさん(33歳女性)はとってもお願い上手。
どんなに忙しくても、
Kさんに頼まれると、ついつい動いてしまいます。
Kさんからの電話を取ると、
必ず最初に
「加藤さん、お疲れ様です。
お忙しいところすみません」
と必ず名前を呼んでくれます。
K:「この間作っていただいた資料、
とっても分かりやすいってお店の子に大好評でした。
あれに書いてある通りに接客したら、
今まで全然売れなかったものが動いたって、
みんな感動していました!」
まずは、
前回頼まれた仕事に対する、
嬉しいフィードバックです。
こちらがいい気分になったところで、
次のお願いごとが始まります。
K:「それで、先日の資料で
推奨品の売上が上がったので、
今度はリンクセールスにも力を入れたいねって、
みんなで話していたんです」
(ふむふむ。
私の作った資料で推奨品の売上が上がったのね。
今度はリンクセールスを強化したい・・・
ということは、あの情報が使えるかも~)
なんて、頼まれる前から頭が働いてしまいます。
私:「そうなんだ。
リンクセールスを強化したいなら、
最初の商品の接客をしている時に、
質問をたくさんしないとね。
推奨品の他に、そのお客様に何を勧められるか、
考えながら接客をするのが大切だよね」
いつのまにか、アドバイスをしてしまっている私。
K:「はい。それが大切なんですよね!」
私の言葉に、力強く同意してくれます。
私:「特に新人さんは、
質問してもすぐに聞いたことを忘れちゃうんだよね」
K:「そうなんですよー。
本当にもったいないんですぅ!!」
更に力強い、共感の言葉です。
「それで、加藤さん(また名前を呼ばれました)。
何か、新人さんでも
リンクセールスができるような
質問集みたいなものって、作れませんか?
『推奨品を接客する時に、
コレとコレを聞いておくと、
次にアレが勧められるよね』
みたいなものなんですけど」
お願い内容も具体的ですね。
なんだか、作れそうな気がしてきます。
「加藤さんなら、
きっとすごく分かりやすく教えてくれるんだろうねって、
みんなと話していたんです」
褒め言葉が上級です。
Kさんだけでなく
「みんな」も私の資料を求めていると言われては、
もう断れません。
「うーん。すぐにできるかは分からないけど、
考えてみるね」
急ぎの仕事も抱えていますが、
私の心は断ることではなく、
どうやったらKさんに頼まれた資料を作る時間がとれるか?
に傾いています。
「ありがとうございます!!
今月末にフェアがあるので、
それまでにいただけると嬉しいです!!」
さりげなく、でもちゃっかり、
期限を伝えてくるところもニクイですね、
こんな風にKさんは
いつも本部の人間をうまく使い、
お店に利益をもたらしています。
だから、
Kさんのお店は常に売り上げもトップクラス。
社内で過去最高の坪効率を誇っています。
相手をイイ気分にさせてからお願いする。
そして、お願い内容は具体的で期限つき。
それと、一番大事なのは、
お願いした後のフィードバックです。
お願いされた仕事をしても、
忙しくて事後報告をくれない店長さんって、
結構多いんです。
「ありがとうございました。助かりました」
その一言だけで、
本部はいくらでもお店のために頑張れます。
いや、もちろん、そんな一言なくても頑張るんですが・・・。
一言もらえると、やっぱりうれしいし、
もっとそのお店のために頑張ろうって思えます。
みなさんは、上手にお願い、できていますか?
