こんにちは。
売りたい商品を戦略的に売り、
接客でヒット商品をつくる!!
接客ストーリー・プロデューサーの加藤千華子です。
私の販売デビューは、百貨店の化粧品売場でした。
その後、オーガニック・自然派系コスメのブランドに移り、
半カウンセリング、半セルフ販売スタイルでやってきていますが、
教育する中で、明らかに違うことがあります。
それは、アプローチ。
そもそも、百貨店の化粧品売場って、
接客を受けたい人しか来ないんです。
だから、アプローチで悩むことって、まずなかったんですよね。
『宜しければお伺いしましょうか?』という、
なんとも上から目線なアプローチで、全然イケちゃうんですよ。
一方、
セルフでも見られる専門店やドラックストア、駅ビルでは、
そうもいきません。
特に、認知度の低いブランドは、
声をかけて紹介しないと買ってもらえません。
これは、心が折れます。
しかも、さんざん接客してまとめた!と思っても、
単価が低いから、頑張っても5000円とか、1万円ぐらい。
百貨店なら3倍以上の売上になるはずなのに、
売れないんですよ~。
単価より、客数を稼がないとダメなんです。
これは、接客力が付きます。
この接客力で百貨店に立ったら、
めちゃくちゃ売れるんだろうなと、よく思います。
立ち上げで関わったナチュラルコスメブランドでは、
アプローチだけでなく、動的待機や声出しを教えてと、
売場から言われたのが驚きでした。
そんなの、売場で勝手に身に着くものだと思ってましたが、
新しいブランドや、販売経験者が少ないお店って、そうではないんですよね。
で、アプローチやらお出迎えの姿勢について教える中で、
やっぱり思うんですが、百貨店の化粧品売り場って、入りにくい!!
それがいいのかもしれないんですけど、
もうちょい入りやすさを意識したら、
もっとたくさんのお客様が接客を受けたいと思うはずなのに~。
百貨店の美容部員さんって、ちゃんと知識も技術もある方が多いので、
もっと気軽に、いろんなお客様が接客を受けられたらいいなと思います。
百貨店は、
アプローチ力を磨かなくても接客できるので、
その後のスキルが重視され、
専門店はアプローチや声出しで入店促進をしないと売れない。
全てが全て、そうではないと思いますが、
ざっくり言うと、こんな違いがあるかなと、感じます。