GIFT一問一答/音楽界からのリスペクト多数 | 羽生結弦さんの見つめる先を見ていたい

羽生結弦さんの見つめる先を見ていたい

羽生結弦選手を敬愛しています。羽生さんを応援する素敵ブログ様方を日々の心の糧にしている、ソチ落ち主婦のブログです。(横浜在住)

AERAさんが、羽生くんの『GIFT』後の一問一答を記事にして公開して下さいました。

どんな考察もご本人の言葉に勝るものはありません。
AERAさま、有り難くお借りします。🙏
また、GIFTオフィシャルの画像も3点添えられていましたので、併せてご紹介させていただきます。




 

――フィギュアスケートで初のドーム公演を終えて率直な気持ちを教えてください。

 本当に大変なことだらけでしたけど。えー、まずはドーム公演っていうことよりも、えー、一人でこの長さのスケートのエンターテイメントというものを作るっていうことが非常に大変なことで。今シーズン初めて、まず、単独で完全にプログラムを単独でワンマンで滑り切るというショーをやってみて、「これ、2時間半もつかな?」って正直思ったんですけど。でも、こういうドームという会場だからこそできる演出とMIKIKO先生やライゾマティクスさんや、本当に東京フィル(ハーモニー)さんだったりとか、名だたるメンバーが集まっているからこそできた総合エンターテイメントを作れたんじゃないかなと今は実感しております。


――新しいフィギュアの表現の可能性というのが一つ出来たと思いますが、その手応えや次への思いは?

 いや、正直、課題ももちろん出ていますし、「あぁもっとこうすればよかったな」とか「もっとこうできたな」みたいなものはもちろんあるんですけど。ただ、今日、この『GIFT』という公演に関しては1回きりで、本当にフィギュアスケートならではの一期一会な演技が一つずつできたことに関しては、自分自身すごく誇りを持っていますし、少しでもみなさんの中でほんの一つでも、ピースでいいんで、記憶に残っていただけたらうれしいなと思います。ありがとうございます。


――公演の中で「ひとり」という言葉がキーワードとして貫いていましたが、これを通じてファンや観客に届けたかったことは?

 もちろん自分自身が今までの人生の経験の中で、「ひとり」ということを幾度も経験してきましたし、実際に感じることも今だにありますし、それは僕の人生の中で常につきまとうものかもしれないです。


 ただ、それは僕だけじゃなくて、大なり小なりみなさんの中で存在しているもので。もちろん僕の半生を描いたような物語でもありつつ、でもみなさんにとってもきっとこういう経験あるんじゃないかなって思って、つづった物語たちです。少しでもみなさんの「ひとり」という心に贈り物をというか、ひとりになったときに帰れる場所を提供できたらいいなというふうに思ってこの『GIFT』を作りました。

――前半の最後に「ロンカプ(序奏とロンド・カプリチオーソ)」を競技会ならではの6分関(練習)もされて、プレッシャーがかかる場面で、最後はサルコーもしっかりやって。因縁のサルコーだと思うんですけど。

 因縁のサルコーです(笑)


――そこに込めた、ロンカプを選んだことについて、率直に教えてください。


 北京オリンピックでやりきれなかったという思いが強くあったプログラムです。あのプログラムには「夢を掴みきる」っていう物語が自分のなかにはあります。この『GIFT』っていうストーリーのなかにも「夢」っていう存在がものすごく大きくあって。そういう意味でも、まず前半の一幕のなかで夢を掴みきったっていう演出をしたかったっていうのがまず『ロンド・カプリチオーソ』を選んだ理由です。

 ただ、北京オリンピックを連想させるような演出をした上で、ロンカプをやったのは、あのときに夢を掴みきれなかったからであって。あのとき夢を掴みきれなかったものを、今は掴み取るんだって。逆にまだまだ掴みきれていない夢も、4回転半だったりとか、ありますけど、それに向けてこれからも突き進むんだというイメージを込めて滑らせていただきました。



――今日、選んだプログラムは今までの積み重ねとして、関連付けようとした?

 それぞれのプログラムたちって、やっぱりそれぞれ違う意味を持っていて。で、本来は『GIFT』っていう物語とはまったく関係のないプログラムたちなんです。ただ、今回『GIFT』という物語の中にこのプログラムたちが入ることによって、もしくはその演出たちとともにこのプログラムがあることによって、また新しい意味を付けられるんじゃないかなということを考えて滑りました。


 なんか、フィギュアスケートってもちろん歌詞があるプログラムもありますけど、言葉のない身体表現だからこそ、受け手の方々がいろんなことを感じることができるっていうのがフィギュアスケートの醍醐味かなと思っていて。だからこそ、物語をつくって、その物語のなかの一つのピースとしてプログラムが見られたときに、どんなことをみなさん受け取ってくださるかなっていうことを考えながらプログラムを構成していきました。


――想像できないんですけど、率直に35千人の視線を浴びて、そのパワーと対峙するというのはどういう経験でしたか。今日という日の経験は今後の羽生さんにとって、どんなふうに生きていきそうですか?

 正直、この会場に入ったときに思ったことは、「自分ってなんてちっぽけな人間なんだろう」ということでした。やっぱフィギュアスケートって本当に一人の人間もしくは二人の人間がやるスポーツですし、それを表現として、アートとして作り上げていくっていうことももちろん大事ですけど、まずは僕は男子シングルなので、男子シングルのスポーツ選手としてやるときに、本当にちっぽけな人間だなと。


 ただ、その35千人の方々、そしてこの空間全体を使った演出をしてくださったみなさんの力を借りたからこそ、ちっぽけな人間であったとしても、いろんな力がみなさんに届いたんじゃないかなっていう気はちょっとしているんですね。

 だから、ある意味では震災のときに一人ひとりだったらきっと何もできなかったなという記憶とちょっと似ていて。みなさんの力がやっぱり羽生結弦という一つの存在に対していっぱい集まったからこそ、絆があったからこそ、進めた、力が……。うーん、伝えられた公演だったんじゃないかなと思います。大丈夫でしたかね……


――短くでいいので教えてください。ドームの景色って、どういうものでしたか?

 えっと、技術的に言えば、やっぱり平衡感覚がすごい掴みづらかったです。スポーツ選手なんでそういうことを言っちゃうんですけど。でも、やっぱりこれだけの方々の前で久しぶりに歓声を浴びながら6分間練習だったり、試合のプログラムたちをいろいろやってみて、本当に幸せでしたし、何よりこうやって一人の人間にこれだけの力が集まることは本当に普通はありえないことなので、本当、幸せな経験をさせていただいたんで、ちょっとでもこの幸せな経験とか、また、自分から発せられた思いだとかを、この、なんだろう。未来が見えない今の世の中に対して少しでも力になればいいなって思っています。


――物語のなかで「魂の世界を旅しているという」メッセージがあるような気がしたのですが、いかがですか。


 うーん。なんだろう。なんか、魂っていうより、僕のなかではペルソナっていうユング心理学の言葉があるんですけど。みなさんがそれぞれ社会にいるときに使っている自分の顔だとか仮面だとか、そういったイメージで考えてくださると、僕にとってこうやって喋っているときだって、きっと自分が見せたい羽生結弦を出しているんだと思いますし。でもきっと、話しながらも心のなかでくすぶっている羽生結弦もいるんだなって思ってますし。それはたぶん、僕だけじゃなくてみなさんが持っていること。だから、なんて言えばいいかな……少しでも自分自身が持っている、みなさんが持っている本質的なみなさんとペルソナのみなさんを少しでも認めていけるような、認めてあげられるような時間になったらいいなと思います。

――ありがとうございます。

 なんか、ほんと、僕のためにありがとうございます。みなさんにまた見ていただけるように、頑張ります。

(去り際にも)ありがとうございました!

(まとめ・AERA編集部 福井しほ記者)


↓miyabiさま、感謝してお借りします🙇‍♀️


↓ゆづ★マミさま、感謝してお借りします🙇‍♀️



『GIFT』の演目リスト

​【第1部

​1.「火の鳥」


2.ホープ&レガシー

3.あの夏へ(久石譲作曲)NEW


4.バラード第一番

《6分間練習》

5.序奏とロンド・カプリチオーソ

(40分整氷タイム)

【第2部】

《演奏「Let's Go Crazy」》

6.Let Me Entertain You

7.阿修羅ちゃん(by Ado)NEW


8.オペラ座の怪人

9.いつか終わる夢

10.ノッテ・ステラータ

《クレジット&演技VTR》
「♪僕のこと」NEW

《羽生くん挨拶》
《武部聡志さん作曲「GIFT」演奏》

【アンコール】

11.春よ、こい

12.SEIMEI


フィナーレ周回「♪水平線」

(画像はGIFTオフィシャルより)



🎹 武部さん、新曲「GIFT 」のピアノ演奏、心に沁みました。ありがとうございました😭


🎁 ダンスチームの皆さまは、キレッキレのダンスで、更に印象的な舞台を演出してくださいました。🙏ドキドキ


↓ばかりんご様、感謝してお借りします🙇‍♀️


❄️雪肌精さま、羽生くんのサポートをありがとうございます。会場中が「雪肌精色」に染まり、華やいでいて素敵でした。照れドキドキ


伊藤聡美さま、いつも素晴らしい衣装をありがとうございます🙏

私も2015年の国別以来、8年ぶりに「オペラ座の怪人」を観ることができて、幸せでした。😭


関係者の皆様、羽生くんにお力添えくださり、本当にありがとうございました🙏


ラストで『SEIMEI』を滑る羽生くんは、あの平昌フリーのラストステップ以上に幸せそうでした。

羽生くんのあの歓喜の表情をあの会場で見ることかできたこと、私が得た本日の"最高の宝もの"でした。

一生、抱きしめていたい思い出です。


プログラム構成の妙など、語りたい感想はまだまだあります。
明日はディレイビューイング。
その感想も含めて、改めて、記事を書かせていただきます。


26日のスポーツニュースにてGIFT映像の一部が放送されました。

↓秀さかえ様、感謝してお借りします🙇‍♀️



今夜は興奮し過ぎて、寝付けそうにありません。




武部聡志さんのみならず、音楽界からの称賛が止まりません!





ユーミンさん、清塚さん、宮川くん、羽生くんに最上級の賛辞を送ってくださり、ありがとうございます🙏ドキドキ




今日も羽生くんを全力応援!(ò_óˇ)

羽生くんが痛みなく滑れていますように!

羽生くんが笑ってくださっていますように!

羽生くんの幸せを心から願い、祈ります🙏

 

画像やTwitterや記事や動画は感謝してお借りしました。

 

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