帰国!/「勇気の種」と「侍の気構え」from日テレインタの衝撃 | 羽生結弦さんの見つめる先を見ていたい

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羽生結弦選手を敬愛しています。羽生さんを応援する素敵ブログ様方を日々の心の糧にしている、ソチ落ち主婦のブログです。(横浜在住)

21日、羽生くんが帰国されました。



↓ふうせん様、感謝してお借りします🙇‍♀️

↓ゆづ★マミさま、感謝してお借りします🙇‍♀️

三田さん、実直かつ思いやり溢れるコメントで羽生くんを評価してくださり、ありがとうございました🙏


羽生くん、お帰りなさい!

お疲れ様でした‼️

お元気そうでなによりです。🙏




羽生くんが笑顔の帰国をされたことは、本当に嬉しいです。照れ

実は私、エキシビション後の日テレのニュースを読んで以来、丸一日以上、グルグルしていました。あせる



日テレニュース全文↓

https://news.ntv.co.jp/category/sports/387c9d79e6ce4fd0b02b81b62963cb17



羽生くんのインタビュー部分の抜粋です↓

 

――春よ、来いどのような気持ちで滑りましたか?


「世の中にはたくさんつらいことがあって、どうしても逃げられないつらさや、何も言えないで苦しんでいる人もいると思いますし、それが目に見えているか見えていないかの違いだと思っているので、そういう方々に少しでも幸せな時間や少しでもほっとできる時間が、春が来たらいいなと思って滑りました」


――羽生結弦選手にとって五輪の舞台はどのような舞台ですか?


「自分が一番目指していたもの(金メダル)はとれなかったですし、完全な成功とは言えなかったですけど、でもやっぱり幸せだなと。この舞台で滑れることはとても幸せだったし、忘れられない僕の宝物の時間になったと思っています」


――限界突破の言葉とともに戦い抜いた4年間。その言葉は今どう映っていますか?


僕自身は、僕ができることの限界までたどり着けたなと思っています。ただ最後の最後に背中を押してくださって、4回転半からの減点というところまでいけたのは皆さんのサポートや応援、祈りといった力が背中を押してくれたんだなと強く思っています」


――今後について


「今日まで好きなように滑らせていただいて、最後の最後までこの五輪を楽しませていただきました。ここからまた苦しい毎日が始まると思うと、さみしい気持ちにもなりますし、また滑れない日々が続くと思うと苦しいですけど、まずはしっかり足首を治して、体もいたわって、それからいろんなことを考えたいと思っています」


――今日は目に力が戻ってきたように感じますが、何か先を見据えていますか?


「今痛みを消してまでこの時間をただひたすら楽しんだというか、幸せな気分を味わいながら、そして皆さんにも幸せやちょっとした感情がともるような演技がしたいと思って頑張りました。これからの事は皆さんも気になると思うんですけど、僕自身もまだわかってないです。ただ一つ4回転半に関してはこれ以上ない場所で、これ以上ない皆さんの力とともにやりきれたと僕は思っています。そこからもうちょっとだろと皆さん言いますけど、そんなに簡単なことではないので、そういう意味では僕の4回転半はやりきれたかなと思っています


――久しぶりのファンの歓声を聞いていかがでしたか?


「本当に幸せでした。ここにいてくださる方々だけではなく、テレビの前からたくさんの思いや祈り、エキシビションならではのただひたすら演技を鑑賞するということもあったと思うので、幸せな時間だったなと改めて思っています」


――4回転アクセル挑戦の日々は競技人生の中でどのような意味か?


「平昌五輪が終わってからの唯一のモチベーションだったなと思います。僕の中では五輪2連覇が最大の夢でしたし、それ以上のことは考えたことがなかったので、本当に幻のような、言ってしまったただの冗談のようなことをひたすら追いかけてこの4年間苦しんでやってきたと思っています。平昌五輪のときにここから何も幸せはいらないから、苦しくても何でもいいから金メダルをとりたいと願って金メダルをとれたので、あのとき金メダルをとれた代償なのかなと思わなくはないです。でも、報われなかったからこそ今は今で幸せだなと思います


(最後は深々とお辞儀をしながら)「ありがとうございました。またよろしくお願いします」

私は、過去記事で、「いつか羽生くんが心から満足できる4Aを跳ぶ日を、いつまでもお待ちします」と書いていましたが、その時の自分の脳天気さに赤面するばかりです。

エキシビション後のインタビューを読んで、自分の考え違いに気付かされました。

羽生くんがあんなに何度もフリー後のインタビューで語っていたこと、今頃になって、やっと腑に落ちた気がします。

14日の荒川静香さんのインタビューでは↓

僕のアクセルの理論で、自分の、羽生結弦のアクセルを保持したままで最高点には本番でできたと思っています。もしかしたら違う技術をとり入れたら回り切れるかもしれないし、着氷時にうまく着氷すればできたかも。でもそれは僕じゃないので。なんかそんなアクセルだったら僕はいらないって思うんです。やっぱり僕のアクセルでいたい。だからある意味では納得してますし、あれが僕の全てだったかなと今は思っています




「報ステ」の松岡修造さんとのインタビューでも↓

4回転アクセルは)それくらい僕の全てだったんですよね。

そうじゃないと、あそこまで出来なかったんですよ。

正直な話、「お前、死んでもやれよ」みたいなことをずっと(自分に)言いながらやっていましたけど、…回んないんですよ、そんな簡単に


「僕の羽生結弦という、羽生結弦の体で、羽生結弦の理想とする、(4回転)アクセルを続けた結果としては、あれが全てだったと僕は思っています。」


「最終的にあそこまで回してくれたのは、やっぱり沢山サポートを受けて、

こんなに幸せな舞台で、オリンピックという最高の舞台で、

足首が壊れて、

何の因果なのか分からないんですけど、ショートもうまくいかなくて、

(足首に)注射打ってもらって感覚なくなって、それでやっとあそこまでアドレナリンが出て、火事場の馬鹿力で、あそこまで行けたんですよ。

こんなに整った舞台なんてないですよ、僕にとっては。


↑フリー前の羽生くんの状況は、普通に考えたら「絶体絶命」のピンチです。

それを「整った舞台」別のインタでは「万全な状態」と述懐した羽生くんの言葉に違和感を覚えながらも、その時はその心理状況にまで考えが及びませんでした。


「羽生結弦」とは、全く、何て人でしょう。

リミッターを外すためならば、極限まで自分を追い詰めることさえ「歓迎」するなんて!

そうまでして4Aのために「最高の機会」を求めた、羽生くんのその崇高さ、アスリートとしての貪欲さに身震いするばかりです。

言い換えれば、その「最後の切り札」「最後の一押し」に希望を託すほどに、「4回転アクセルの成功」は困難極まりないミッションだってことなのです。「あとほんの少し」の彼の4Aにはオリンピックという舞台装置が必要だったのだろうと、今なら分かります。



羽生くんは、「世界で最も美しいトリプルアクセル」の持ち主です。それは自他共に認める事実です。

その羽生くんが練習で1,000回以上も限界ギリギリまで攻め続けても達成できない。「4回転アクセル」は"正統なアクセルの跳び方"の更にその先にある?その事を北京に来るまでの羽生くんは受けとめていた?…「スケートの女神様」は何と残酷なのでしょうか。

羽生くんの3Aが「人類の一到達点」だとしたら、4Aは「神の領域」のようにさえ思えてきます。

五輪で、その「神の領域」に挑戦した羽生くん。

「跳ぶ!」怪我を負いながも、そう叫んだあの2014年中国GPを思い出さずにはいられません。


4Aに挑む「最後のピース」はアドレナリンと「9歳の自分」…羽生くんの一途な思いに、改めて涙するばかりです



それにしても、

​「本当に幻のような、言ってしまったただの冗談のようなことをひたすら追いかけてこの4年間苦しんでやってきたと思っています。」

エキシビション後に語られたこの言葉に、私は頭をガーンと打たれたような衝撃を受けました。

↓秀さかえ様、感謝してお借りします🙇‍♀️




脳天気なファンでごめんなさい。

でも、本気の本気で、「あの瞬間」羽生くんが4Aを跳ぶ翼になりたいと望んでいました。

羽生くんに4回転半を跳ばせて下さいと祈り続けていました。

その想いは嘘ではなかった。

このオリンピックで、世界中に「4回転アクセル」の夢を見させてくれたこと、それは羽生くんの大いなる「功績」です。

それは絶対に揺るがない。

羽生結弦は一生、五輪連覇の王者であることは微塵も揺るがない。


フリーの4日後、「あれが、全てです」と言い切った羽生くんの表情は、ちょっと悲しげで、でも佇まいは静かに凪いでいました。



文字通り「全身全霊」で4Aの成功を求めた羽生くん。その挑戦の瞬間を見届けられたことは、私にとって、「一生の宝物」です。

断じて「無駄な努力」などではありません。

そのことは、羽生くんのフリー後の世界の熱狂ぶりが証明してくれています。


羽生くんは、世界中の人々に「勇気の種」をプレゼントしてくれたのだと、私は信じています。



そして、「未来」は誰にも分からない。

4Aは「見果てぬ夢」ではない。

「今」はどうあれ、羽生結弦というアスリートは常に斜め上を行く人ですから。ウインク

私はこれからも変わらず羽生くんを見つめ続けます。照れ



余談ですが、

🇷🇺ミーシンさんが、フリー前日に「ライバルを喜ばせるだけだから、4Aはやめておけ」.とアドバイスなさったそうですね。

そのミーシンさんも、やはり「羽生ならばやってくれるかもしれない」と、期待を込めて羽生くんのフリーを見守っていてくれたに違いないです。
オーサーさん&トレーシーさんは勿論のこと、これまでのコーチの方々全員が同じ思いで居てくださったことでしょう。

ただ、心情的には理解できても、コーチ的には採用し難いであろう戦略です。

だからこそ、羽生くんが今回の大舞台に帯同コーチを希望しなかったわけも、何となく分かった気がします。
羽生くんは、どういう結果であれ自分自身で受け止める、ましてコーチが戦略を批判されるような事態は断じて招きたくない、…そう考える人だと思います。
だから、コーチ無しで、たった一人、信念を持って決戦の舞台に挑んだ…そう思えてなりません。

その姿勢たるや、まさに「侍」です。


(NHKニュースから)



今日も羽生くんを全力応援!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ


羽生くんの怪我が早く良くなりますように!

羽生くんが笑ってくださっていますように!

羽生くんの幸せを心から願い、祈ります🙏



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