NHK杯EX会場から/NHK杯2日目雑感 | 羽生結弦さんの見つめる先を見ていたい

羽生結弦さんの見つめる先を見ていたい

羽生結弦選手を敬愛しています。羽生さんを応援する素敵ブログ様方を日々の心の糧にしている、ソチ落ち主婦のブログです。(横浜在住)



今日はNHK杯エキシビションの日。

ただ今、代々木第一体育館です。


この会場を訪れるのは2019年の全日本フィギュア以来です。

今年はNHK杯会場ですが、でも羽生くんがいないことが切ない。汗


ところが、

そんな私の塞いだ心を、🇰🇷のチャ・ジュンファン君が救ってくれました。


どの試合のエキシビションもですけれど、2時間前の開場時間に入場すると、公式練習を30分ほど観ることができます。

そして、羽生くんが出演する時必ずと言ってよいほど、彼は最後の最後までリンクにいて、少しでも長くその滑りを観客に観せてくれるのです。ファンにとって至福の時間です。


もちろん、今回は羽生くんは欠場です。

でも、羽生くんのクリケットのリンクメイト、チャ・ジュンファンくんが、同じように最後の最後までリンク上に残り、滑りを披露してくれていたのです。


ジュンファンくんは、20歳。背は羽生くんより少し高く、同じように細身で抜群のプロポーション、さらさらの黒髪、色白で、とどめは黒の上下の練習着どうしても羽生結弦を彷彿とさせるのです。その上、クリケット仕込みのスケーティングは遠目にも羽生くんに、とても良く似ています。


しかも、彼の曲かけ練習を観たら、豪快なジャンピングキックと、華やかなイナバウワー、高速のアップライトスピンetc. ザ・羽生結弦の十八番の要素が目白押しではないですかラブラブ


ひょっとしたら羽生くん自身が「自分は毎回最後までリンクに居るよ」とジュンファンくんに話したことがあったのかもしれない。

いずれにせよ、

ジュンファン君ありがとう!君のおかげで、私の心は慰められました。

いつものように、ワクワク期待で胸を躍らせながら、ショーの開演を待つ心持ちになれました。照れ


🇷🇺イグナトフ選手もありがとう❣️ラブラブ


エキシビション自体の感想は、また後日。


美しい会場でした照れ



私事ですが、昨夜は親戚の集まり事があったため、男子女子のシングルの試合はまだ観ていません。

でも、情報だけは追っていました。

宇野選手、坂本選手、優勝おめでとうございます🎉

川辺愛菜選手、初GPで銀メダル!素晴らしいです㊗️🎊






ほぼリアルタイムでは、昼のペアとアイスダンスだけ観ることができました。

これまでフィギュアスケートの試合と言えば、男女シングルばかりで、ペアやアイスダンスの試合がこれほどフューチャーされることはありませんでした。

これもひとえに現役選手ペア達の活躍故です。ペアの三浦・木原組、アイスダンスの小松原夫妻組、村元・高橋組のおかげですね。本当にありがたいことです。🙏


ペアの三浦・木原組、GP連続表彰台おめでとうございます🎉




上位2組のロシアペアは凄かった。でも元欧州チャンピオンのタラソワ・モロゾフ組に肉迫する点数での堂々たる銅メダルです。二人の素晴らしいユニゾンに酔わせていただきました。高橋成美さん解説も感動的でした。「あの演技でまだ満足していない。それほどの高みを目指していることが素晴らしい」の言葉に深く同意します。満足したらそこで成長が止まってしまいます。アスリートとして正しい道で精進していらっしゃるペアです。五輪が尚更楽しみになりました。


アイスダンスは、小松原夫妻ペアの息がぴったり合った流れるような演技に見惚れました。切ない調べの「SAYURI」の音楽に同調し、ダンスの美しさを堪能させていただきました。技術的にも自己ベストでしたから、満足のいく出来だったのでしょうね。




村元・高橋ペアは、昨年の全日本と比べたら凄く上手くなっていると感じました。でも大会を通じて沢山のペアやアイスダンスカップルを見てきて思うこと、このカップルの場合、女性を支える男性パートナーとしての安定感がまだ足りていない。私は、彼等のリフトの度に、ハラハラ観ていました。片足リフトなんてフリーレッグ、プルプル震えてましたもの。

それと、これほど男性が女性と同等またはそれ以上に目立とうというダンスカップルを他に知りません。

アイスダンスの歴代王者デイビス・ホワイト組もバーチュ・モイア組もパパダキス・シゼロン組も、常に如何に女性を美しく輝かせるかに、男性は徹していました。ダンスのユニゾンを第一に考えることで、それは達成されていたのです。

でも結成2年目のこのカップルには、その意識が希薄です。それが彼等のコーチが語る「この二人は画期的な選手になる」ということならば、それで良いでしょう。

でも変革には時間がかかります。それは北京五輪ではない。間に合いません。


それを知ってか知らずか、NHKアナウンサーの度重なるアイスダンス対決煽りは、聞き苦しいの一言でした。

NHKさん、いやしくも国民から受信料を徴収している公共放送なら、特定の選手側に肩入れする偏向放送は慎むべきだと、忠告申し上げます。


アイスダンスにおける2組の日本ペアに対する対決煽り、不快以外の何ものでもありません。国際大会で、同国選手同士を逐一引き比べ、しきりに片方を上げ続ける…男女シングルではそんなことは全くしなかったのに、アイスダンスだけ何で?

実況アナウンサーは何度、村元・高橋組の「日本歴代最高得点」を連呼したことでしょう。それを言ったら三浦・木原組も自己ベストでペアの「日本歴代最高得点」をマークしているわけで、でも同じアナウンサー氏は、そちらでは至って冷静。言っては何ですが、6位7位の争いをこれほど強調しまくるのは…異様です。違和感ありまくりです。

…と思ったら、

貴賓席に、橋本聖子・元スケート連盟会長が鎮座していたそうですね。これが圧力。忖度丸わかりですね。


NHKさん、公平公正な放送姿勢とは何か考えるべきです。


日本スケ連も、本来GPシリーズに出場資格のない村元・高橋組を開催国枠で無理矢理にねじ込んできたのですよね。

そもそも彼等は、本来GPシリーズ大会参加資格としての世界ランキングポイントも、五輪や世界選手権に出場するために必須のミニマムポイントも、規定数に達していなかったはずです。(昨年のNHK杯はコロナ禍で非公認大会となったから出場できたに過ぎません。ランキングポイントも付与されません)


ならば村元・高橋組の今回のNHK杯出場は特例であり、その目的は彼等に五輪参加資格のミニマムスコアを獲得させるためですか。

同時に、全日本3連覇中の小松原組より実力は上だよと、世間への印象操作の一石二鳥を狙ったのですね。


橋本氏やスケ連は、まんまと思惑通りとほくそ笑んでいるのかもしれませんが、

私達は小松原美里選手の涙を見ています。


公平公正からかけ離れた贔屓は、見苦しいものですし、かえって優遇されている側への反発を生み出すものです。

「贔屓の引き倒し」なんて言葉もありますよね。


今回の件で思い出したことがあります。

2017年のグランプリファイナルが名古屋開催と決まった時、名古屋市長の河村氏は、宇野君に対して「羽生結弦選手に勝ってちょ」と言う台詞で激励したのです。

公人が国際大会で同国選手同士の対立をむやみに煽る、愚かしい行為です。(河村氏は東京五輪の金メダル噛みつき事件で、世界に悪名を馳せました)


世間も無知ではないんです。

周囲が盛り立てて輝いているように見せかけても、メッキが剥がれる時は来ます。


この横紙破りの結末がどうなるのか、しかと見届けようと思います

↓Shu-Pa!さま、全く同感です。感謝してお借りします。




2019年全日本の直後の羽生くんの言葉もご紹介させて頂きます。

↓ゆる様、感謝して、お借りします。



「天知る 地知る」です。

正しく努力する者が報われる世であって欲しいと切に願います。
↓淡墨桜☆氷結さま、感謝してお借りします。



今年のNHK杯は、

「羽生くんにとって『天の理、地の利、人の和』が揃うべき大会ではなかった」

と強く感じた次第です。



どうか、羽生くんが一日一日と回復なさっていますように🙏

羽生くんが納得なさるまで、しっかり回復されてから、復帰なさってくださいね。
いつでも、いつまでも応援しています。🙏