「スポーツはとても残酷だと思います。
一番努力をした者が必ず一番の成績を出せるものではありません。
でも、努力をしなければ、結果は決して残すことはできません。」
突然ですが、
2014年、8月の「上月スポーツ賞」受賞式での羽生くんのスピーチの言葉です。
ここ数日のオリンピックの様々な競技のニュースを聞くにつけ、羽生くんのこの言葉を噛み締めるような思いになることが多く、改めて、ここで紹介させていただくことにしました。
↓の動画の中、3:30あたりから羽生くんのスピーチです。
羽生くんは有言実行の人であり、その言動は、率直で、真摯で、実体験に裏付けされた実践型思考です。
それ故に、アスリートの方々の心にも刺さり、やる気を掻き立てるのだと思います。
↓記事の一部を抜粋させていただきます。
右足首の故障も抱えながら連覇に向け、優勝候補の本命として勝つべくして勝ち取った金メダル。高藤はテレビの前で、羽生の滑りに釘付けとなったという。「心から感動しました。自分の現状や強さ、弱さを熟知できている。五輪だからこそ、自分にできる最高の演技がしたいと思う中で、その日のベストを出し尽くすことに徹した」と圧巻の滑りを分析した。
五輪連覇後のインタビューで羽生は「勝たないと意味がないので、この試合は。これからの人生でずっとつきまとう結果。本当に大事に、大事に結果を取りにいった」と本心を語った。高藤はその言葉に聞き入り「インタビューを見て感動した後、自分ももっと頑張らなきゃ、負けていられないな、という感情がわきました。やっぱり僕も金メダルが欲しい。自国開催の東京五輪での金メダル。この時期に生まれた運もないと味わえない体験ですから」と、東京五輪での世界一に照準を絞った。
高藤選手、オリンピック日本選手団第一号の金メダル、おめでとうございます❗️🎉
高藤選手は、1993年生まれ。羽生くんとは1学年違い。歳が近いだけに、なおさら「彼がやったなら自分もできる。やってやる!」と心を強く保てたのですね。
羽生くんが達成した事、羽生くんの言葉、それらが、他のアスリートに良い刺激を与え、良い結果へと繋がっていく…"スポーツの循環"の素晴らしさを目の当たりにしました!
きっと羽生くんもこの記事を目にして嬉しく感じたことでしょう。
選手に必要なことは「向上心」「素直な心」
そして「感謝の心」であることをあらためて痛感しました。
スポーツはとても残酷だと思います。
一番努力をしたものが、必ず一番の結果を出せるものではありません。
しかし努力をしなければ、結果は決して残すことはできません。
私たちは最高の結果を出すために
感謝の気持ちを持ち続け
今後も日々精進していきたいと思っています。