NHK様の頑張りに感謝! | 羽生結弦さんの見つめる先を見ていたい

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羽生結弦選手を敬愛しています。羽生さんを応援する素敵ブログ様方を日々の心の糧にしている、ソチ落ち主婦のブログです。(横浜在住)

本日は、NHKアサインについて。
↓はドリームオンアイスの際の羽生くんの1問1答です。

 ―フリーは「天と地と」?


 「はい。フリーは『天と地と』を継続したいなというふうに思います」 

―2季ぶりにGPシリーズに出るが?


 「試合の機会がないとやはり、4回転半を決めても意味がないと思いますし。試合で決めたいなという気持ちが強くあって、その機会を少しでも持てたらいいなという思いでグランプリシリーズに出場させていただくことを決めました」


 ―NHK杯とロシア杯?


 「NHK杯が決まった段階で必然的にロシアになるかカナダになるか中国になるかみたいな感じがあったので。僕は世界選手権3位の人間なので、決定権は特になかったです」


今シーズンのアサインが発表されてから、これは運命的な采配で、スケートの神さまに「呼ばれている」と感じているご意見を何度か拝見しました。

もちろん、それもあります。これまでも羽生くんに関して神がかりなタイミングを感じることは多々あり、「守られている」との想いを強くしていましたから。


ですが、今回のアサインでは、私が思うに「呼ばれる」なんて優しいお誘いどころではなく、なんとしても出場してもらわねばならないというNHKの執念を感じました。



【NHKが羽生結弦を欲する理由】


まずは、話題性!

なんと言っても、F Sの「天と地と」!

NHKの大河ドラマ主題歌!(初のカラー大河!)

しかも会場は、NHK社屋のお隣の、代々木第一体育館。1964年東京オリンピックの主会場でした。


羽生結弦がNHK杯で「天と地と」を演じる、その舞台は代々木第一体育館。これだけ揃えば、話題性抜群です。



更に、記録!

羽生くんは今シーズンの4A挑戦を明言していて、

"史上初の4A成功"の可能性もあるのです。しかも演目はFS「天と地と」


羽生結弦が「天と地と」の曲に合わせ、世界初の4Aを成功させる(かもしれない)!


これは、何が何でも羽生くんに出場してもらおうとファイトを燃やしたことでしょう。



記録といえば、

2015年のNHK杯で、羽生くんは史上初の300点越えを果たしました。世界記録そのものは、次のGPFで更新されましたが、「世界初の300点越え達成は2015年のNHK杯」という栄誉は永遠に記録されたのです。

当時の籾井NHK会長の満面の笑みをまだ覚えています。



羽生くんの今シーズンの初戦は、どの大会になるでしょうね。

常ならば羽生くんの初戦はカナダのオータムクラシックですが、コロナ感染予防に厳格なカナダへの入国は困難で、今年の出場は難しそうです。

NHK杯が初戦になるならよし。第2戦目となったとしても、より成功確率は上がるので期待は高まりますね。



そして、視聴率!


主催者であるNHKが一番骨身に沁みているはずです。

羽生くんが出場出来なかった2018年大会(広島)と、出場してくれた2019年大会(北海道真駒内)のチケットの売行きと視聴率。

「人気」とか「盛り上がり」とか曖昧なものではなく、数字ではっきり出るものは、残酷なまでに隠しようがない。

 


2012年〜2017年、羽生くんは、日本トップおよび世界のトップとしてNHK杯にアサインされ続けていました。

でも2018年は、五輪2連覇凱旋の年でありながら、羽生くんは自国GPに出られませんでした。

理由は明白。

宇野君に自国GP出場の優先権があったから。

右足の傷が癒えないながらも平昌オリンピックで2連覇を果たした羽生くん。続く世界選手権は欠場せざるを得ず、結果として翌年のGPシリーズのシード権が与えられませんでした。

それならばと開催国枠で羽生くんを呼ぶことも出来ませんでした。

世界ランキング2位3位の選手が同じGP大会に出てはならないため、結局、羽生くんはフィンランドGPとロシアGPにアサインされました。

これに喜んだのは、テレビ朝日だったでしょう。

思いがけず2018-2019シーズンは羽生結弦の出場する2試合とも放送できることになったわけですから。 

2戦ともテレビ朝日が、視聴率でNHK杯を大きく上回る結果となりました。↓


↑ここに載っていない試合は、ゴールデンタイム以外の時間帯に放送されました。


2019年は羽生くんはNHK杯に出場。もちろんチケットは即完売!


「オトナル」と「オリジン」美しさに震えました


昨シーズン2020年はコロナ禍で羽生くんは8月早々にGPシリーズ出場辞退を表明していたから、致し方なかったでしょう。

羽生くん不在のまま、国内選手のみの戦いとなりました。

NHKは2021年こそは!と思っていたことでしょう。そして、2018年と同じ轍は踏まないぞという思いも!

そこへ持ってきて「天と地と」です。




今シーズンも、アメリカGPを除くGP主催主催者は羽生結弦の出場を望んでいたと思います。

でも真っ先に「決まった」のはNHK杯。

これは、とりもなおさず、NHK側が羽生結弦を選んだということ。


羽生くんとNHK杯が惹かれ合ったと言えるかもしれないですね。おねがい


言い換えれば、世選2位の鍵山優馬くんにシードの優先権があるにも関わらず、しかも鍵山くんにしてみればNHK杯連覇がかかっていたにも関わらず、NHKがそれらの状況を凌駕するほど羽生結弦に価値を見出しているということ。



ファンとしても、本当にありがたい!

長々と述べて来ましたが、実際、理由なんてどうでも良いのです。羽生くんが出場してくださるなら。そして、公正なジャッジングがなされることを何より望んでいます。(2019年の羽生くんのFSの判定はかなりモヤモヤ案件でした)


ともあれ、、今シーズンは、NHK杯(東京)、GPF(大阪)、全日本(埼玉)と3大会も羽生くんの演技を観るチャンスを与えられたわけですから、海外遠征が叶わない身としては、本当にNHKさまの頑張りに感謝しています。 




NHKは全国放送。民放のように地方の壁の心配は要りません。


願わくば、TBS様のように、生放送、生配信、開催後も速やかな舞台裏ドキュメンタリーや完全版放送など、是非ともお願いいたします🙏




今日も羽生くんが元気に練習できていますように!



余談ですが、ロシアも羽生くんのアサインが決まって大喜びしているそうです。

2021年のロステレコム杯会場は、ソチのアイスバーグ・スケート・パレス。
この12,000席の巨大アリーナを満杯にできるスターは限られます。
このソチ五輪のリンクにプーさんシャワーが降り注ぐ光景を夢見てしまいます。照れ



画像は感謝してお借りしました。


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