スポニチ発行、
「YUZU'LL BE BACK Ⅲ」
6月発売予定が発表されました❣️
6月25日(金)発売です!
【表紙4P(見返し付き)+本文144P+カバー
コロナ禍で撮影機会も限られた今シーズン。長野での全日本選手権、大会の前後3週間に隔離期間が設けられたスウェーデン・ストックホルムでの世界選手権、大阪での国別選手権。羽生結弦選手が出場した3試合全てを撮影した小海途カメラマンの力作です。不屈の史上最高スケーター羽生結弦選手の魅力をご堪能下さい。】
私を含め、皆さん、待望のニュースだと思いますので、元記事の上に追記しました。
さて、
今日も昨日に続いて、SP予想の話題です。
↓は2021年「スターズ・オン・アイス」(以下、SOI)で、羽生くんが語っていた「Let's go crazy!」や「Blinding Light」などの洋楽ロックのイメージ。
「カッコいいんですよ。イケイケのカッコよさじゃなくて、もっと何か…スッて…何かコアが落ちているような、『見てみろよ』みたいな感じのカッコよさがあるので、
(演技は)また一味違ったものになると思います。」
ご本人がおっしゃる通り、
SP「Let's go crazy」もオープニングの「Blinding Lights」も、本当に震えがくるほどのカッコ良さでした。
![](https://stat100.ameba.jp/ameblo/entry_designs/v1/sources/assets/cool08_frame_bg_v2.png)
羽生くんは、"有言実行の鬼"みたいな人
戦略から実践へと、ためらいなく実行できる人ですね。
「Blinding Lights」は全体3分30秒のうち70秒はセルフコレオで披露されたのですから、是非とも残り2/3のパートも振り付けて、1プログラムとして完成させてくださることを願っています。
衣装も大好評なのですから、素晴らしいエキシビ・プログラムになるに違いないです。
GPシリーズや全日本のEXだけでも良いんです。オリンピック・ガラだけは(あるならばですが)「春よこい」だと思ってますから。
ちょっと話が飛びますが、
五輪直前のオフシーズン繋がりということで、
2017年の「ファンタジー・オン・アイス」(以下、FaOI)の思い出を話させていただきます。
この年のFaOIは、幕張、神戸、新潟の3都市、9公演でした。
幕張初日。
いつものオープニング、それに続く群舞ナンバー。そのまま進行しつつ、第1部が終わり、アレっと思いました。
2015年までは、羽生くんは、いつも1部2部に分けて、2プログラム(コラボと自身のプログラム)を披露してくれていましたから。
そして大トリ、延べ3時間待ちに待った羽生くんの出番です。
その時のアナウンスで、初めて、この「バラード1番」が来期のSPに決まったことを知りました。
スポットライトが当たった時の羽生くんの佇まいときたら!
試合と錯覚してしまうほど、真剣そのもの!
一瞬で、会場の空気がピーンと張り詰めた気がしました。
アイスショーなのに、1プログラムで2クワド!しかも1つはコンビネーションですよ⁉︎
私も息を呑んで見つめ続けた記憶があります。
オリンピックプログラムとして熟成させるために、羽生くんは競技以上の真摯さでショーに臨んでいました。
演技前から汗びっしょり💦
どれだけ激しく
ウォーミングアップしてたの⁉︎
幕張公演1日目、2日目、羽生くんはジャンプが抜けたり、転倒したり、
でも3日目に見事ノーミスを達成!その時の羽生くんの嬉しそうな様子ときたら!
最後のコンビネーション・ジャンプ4T+3Tを決めて着氷した時、一瞬両こぶしを握りしめ小さくガッツポーズをするほどでした。
演技後も汗だく
たまらず袖のボタンを外してます
この年、FaOIでは珍しく、全公演で羽生くんにアンコールタイムが設けられていました。その演目は毎回必ず「Let's go crazy!」のステップシークエンス!
ノリノリで、指差し&手招きで観客を煽り、何度も投げキッスを繰り出す羽生くん❣️
本当にこのプログラムが好きなんだなぁと、羽生くんの愛着ぶりが伝わってくるパフォーマンスでした。
観客も大満足!
興奮そのままに、大盛り上がりでフィナーレに雪崩れこむ…それが当たり前だった頃が、本当に懐かしい。
ともあれ、羽生結弦のすることに無駄はないのです。
その行動には何かしら意味がある。
羽生くんは、2017年オフシーズンのこのFaOIの9公演「バラード1番」を観客の前できっちり演じ切りました。
プログラムへの確固たる自信を掴み、ブラッシュアップも果たし、音の表現も深化し、来るべきオリンピックへの準備は着々と整いつつあったと思うのです。
そして、今年、FaOIは無くなったけれど、SOIで羽生結弦くんは「Let's go crazy!」を演じました。
7公演を通じて観客の前で演じ培った経験は、必ず有効にフィードバックされると思うのです。
2022年の北京五輪がどうなるか、今はまだ先が見通せないけれど、
羽生くんなら準備に怠りなく、来るべき時が来たら、目が醒めるようなプログラムを引っさげて、颯爽と私達の前に現れてくれるに違いありません!
「史上最高のスケーター羽生結弦」の顔で❣️
平昌SP、この表情はプライスレス❗️
余談ですが、
2017年の羽生くんはFaOIに出演。
「ドリーム・オン・アイス」(以下、DOI)には出演しませんでした。
両方のアイスショーを主催するCIC代表の真鍋氏が、羽生くんに「FaOIに出てくれるなら、DOIは欠場して良いから」と言ったそうです。
さもありなん。
調べてみたら、2015年まで、FaOIは1日で昼夜の2公演あることはザラでした。それで3〜4都市を巡業するのです。
2015年、faOIとDOI、両方にインした羽生くんは目が回るような忙しさだったのではないかしら。
羽生くんは、2015-2016前半は「バラード1番」&「SEIMEI」で世界記録を樹立し無敵の強さを誇りましたが、シーズン後半につれてリスフラン靭帯損傷を発症し、世界タイトルの奪還は果たせませんでした。
想像ですが、シーズン前のオフ期間のあまりの多忙さゆえ、身体のメンテナンスに割く時間が削られていたとしても、少しも不思議ではありません。
2016年から、FaOIは1日1公演4都市になりましたが、その年はリスフラン靭帯損傷の治療のため、羽生くんはDOIどころか、FaOIでさえ出演できませんでした。
2016年、私は幕張初日に観に行きましたが、羽生くんのいないFaOIは、失礼ながら、どんなに豪華な海外スターがいても、どこか芯が抜けたように覚束なく、物足りなさを感じたものです。
唯一、ピアニストの福間洸太朗さんが「バラード1番」を弾いてくださった時、羽生くんの映像と重ねて紡ぎ出されるその音は、あまりに美しく沁み入るようで、私は泣きながら夢中で聴き入っていました。
幕張会場はそれでもまだ観客が入っていたと思いますが、他の、例えば北海道の会場ではかなり空席が目立っていたと聞きました。
その苦い経験からか、翌2017年のFaOIは3都市開催に減っていました。
そして、平昌五輪後の2018年は、ドンと5都市開催です。
いまや羽生結弦がインするか否かが興行の命運を握っていると言っても過言ではないですね。
そして、今年はFaOIが中止となり、羽生くんはDOIに出てくれます。
なんと6年振りのDOI出演です。
新横浜スケートセンターは今の「羽生結弦」には小さすぎる感は否めませんが…
とはいえ、この稀有な機会に出会えていること、この幸運に感謝します!
昨日、TBSから公演生中継決定!の朗報がもたらされました。
ただ今、チケットの抽選真っ只中ですが、
チケットをゲットできるできないに関わらず、
リアルタイムで羽生くんの演技を堪能させていただける❗️この幸福を噛み締めたい‼️
羽生くんの新たな挑戦を、心してお待ちいたしましょう