なんとかしたい、もったいない。これだってSDZs | 星からのメッセージ Urha with Star

星からのメッセージ Urha with Star

ウルファから愛を込めて…☆・*

都内の健気(けなげ)な木々を気にかけてきましたが、

311の記憶をたどる報道の中で、

市街地の環境がとても大切なことを実感しました。

 

津波が四方から襲ってきた時、ビルや建物に遮られ視界の狭い場所では、不安に駆られていいただけで、何が迫っているのかギリギリまで知ることなく、避難の必要性も判断できずに慌てていたそうです。

 

高いところに避難した人が周囲を見渡し、窓を開け声を発し

地上にいる人たちを誘導したことで命を救われた方もいました。

 

建物が密接し、空を見れば予想のつく天気さえテレビやネットを見なければわからない都心。

建物の中ばかり住みやすくして、住んでいる土地の環境に無頓着になっています。

 

0メートル地帯もある東京。多くの大都市も海のそばです。

津波が来ても状況は把握できず、ギリギリまでわからない可能性はとても高いです。

 

 

東京に限らず、ジワジワと市街地から空間が消え、

空から、光りから、音から

風や空気から伝わってくる情報が

どんどんわかりづらくなっています。

 

 

ジワジワと変わって行くので

気が付かないうちに慣れてしまうのも悲しい。

 

便利なものに頼りすぎて

五感を生活に生かす

そんな単純な、誰にでもできる能力が衰えています。

 

 

高層ビルの周辺は、突風が吹き安く、

雲が湧きゲリラ豪雨が起きやすくなったり

幹線道路は風の通り道となり、

強風の日には歩けないぐらいになります。

 

津波が来れば、行き場のない水が集まり

そこは川のようになるでしょう。

 

 

雲の流れいく様

朝日や夕日に染まる空

風に揺れる木々

季節を伝える草花

 

身近な自然の中から伝わってくる情報を無視し

遠くまで出掛けて行って賞賛するばかりでは

地球を愛してるとは言えないでしょう。

 

 

誰もが陽光の恵みを味わえる街づくり

本当の自然と調和した災害リスクの少ない街づくり

 

そこに住んでいない人にも気にかけてほしい。

投機目的で、人任せに都会の土地を運用し

現地の状況を気にしない人もたくさんいるのです。

 

今豊かな自然環境に恵まれた街に住んでいるなら

ぜひ守ってほしいと思います。

 

 

他の国々と比べたら、日本はかなり緑と水に恵まれた国です。

当たり前すぎて、気付かぬうちに手放してしまうのはもったいない。

 

住み続けられるまちづくりを

これだってSDZsです。