織り姫と彦星には会えましたか?
次は年間三大流星群の1つ、ペルセウス座流星群ですよ〜✨
極大になる8月13日頃は、月が沈んだ後から夜明けまでが好条件。
たまにはちょっと夜更かしして、
風にあたりながらゆっくり空を見上げて見るのも風流ですね。
夜露は意外に冷えますから、
羽織るものなど用意して風邪を引かないように気をつけてください^^
さて、どこを見ていたら良いかって?
広範囲に流れるので、どこを向いていても良いようです。
広すぎて、運次第だったりもします^^;
とは言え、放射点がある方向から広がって行くのですから、
ペルセウス座のある北東から空全体を見渡すのがお薦めかな。
よくわからない人は、見つけやすいカシオペア座付近を目安にして見てください。
流れ星に願いを託したいなら
放射点から離れるほど,流星は長い軌跡を描くそうなので、
ちょっと別な方向で出会いに期待しましょ。
放射点と呼ばれる流星の発生場所は、ペルセウス座γ(ガンマ)付近。
このγ星は、アラビア語で「素晴らしいもの」という意味のAl FakhirやAlphecherという固有名を持っています。
きっと古代の人達が、素晴らしい流星が湧き出るのを見て、近くの星に付けた名前なのでしょうね。
流星群は、実は母天体の放射物が地球の大気とぶつかって光っています。
ペルセウス流星群の毋天体はスイフト・タットル彗星。
133年周期でエッジワース・カイパーベルトからやって来て、太陽を廻ってまた帰って行きます。冥王星の近くから太陽までやって来て、光りと共にたくさんのメッセージを届け、託されたたくさんの願いを受け取り宇宙の彼方へと再び運んで行ってくれるのでしょう。
ロングバージョンはこちら→https://youtu.be/zcJmrNW6cyA
スイフト・タットル彗星
- 前回近日点通過 1992年 /1991年~1995年にかけて活発な流星群が見られた。
- 次回近日点通過 2126年 /8月地球と月の距離の59.7倍の距離まで地球に接近すると計算されている。
- スイフト・タットル彗星 遠日点距離は51.224622AU
- 冥王星 遠日点距離49.31614768 AU
参考資料
流星電波観測プロジェクト:流星群と彗星
国立天文台:ペルセウス座流星群が極大 ペルセウス座流星群