シリウスの輝き | 星からのメッセージ Urha with Star

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ウルファから愛を込めて…☆・*

オリオン座の足下に輝く星シリウス。星からのメッセージ Urha with Star-シリウス

夜空を飾る恒星の中で一番の明るさを誇るシリウスのひときわ冴えた青白い光は古来から人々を魅了し続けてきました。

地球からの距離は約8.6光年。光年というのは光が届く時間ですから、今見ている光は8年半程前に発せられたものです。

あら、シリウスからの波動は思いのほか早く私たちの所に届くんだ!
私たちに働きかける目に見えない波長も感じ取りやすい気がしてきますね。

地球から一番輝いて見える恒星ですが、近くにあるためでもあり、実際の星としての明るさは一等星の中で16番目。
一つの星のように見えるけれど、実は二連星です。
1862年に望遠鏡での観測から連星と予想され知られるようになりました。


星が二つあるから輝きが強いのだとばかり思っていたのですが、調べてみるとそうでは無いようです。

太陽の1.75倍もある大きさのシリウスAと
地球より少し小さいシリウスBがぐるぐる回っています。

ターンテーブルの上でぐるぐる回る二つの天体という感じでしょうか。
輪になって踊ろう♪ と 手を繋ぐにしてもねぇ

$星からのメッセージ Urha with Star-シリウス2

明るさもシリウスAはシリウスBの約1万倍。
天体の画像を見ても、説明が無いとどこにあるのか良くわからないぐらい
(見えます?右画像の左下小さな星)

シリウスBの存在はまさに陰が薄いのです。


しかし。。。

今、天文学の世界で注目されているのは、シリウスBです。
シリウスBが確認されたのは1925年。

シリウスAは青白い通常よく見られる恒星ですが、
シリウスBは白色矮星です。

白色矮星は星のの寿命を終えた恒星の核の名残りの星です。
なんだか気にすることも無いような気もしますが、
実は太陽系の存在を変えてしまうかもしれない天体でした。

太陽と同じぐらいの質量を地球と同じぐらいの大きさの中に蓄えている超高密度の天体で、重力は地球の40万倍もあり、まだまだ元気な老人です。隣接して回るシリウスBと助け合って陰の実力者として働いているのでしょうか?

単独で存在する白色矮星は、そのまま自分の持つエネルギー源を使い果たして死んで行きます。
しかし、シリウスのような連星になっている場合、近くにある恒星と反応し合い、恒星からエネルギーを得て、新星や超新星として再生する可能性を秘めているのです。

この現象が起きれば、大きな爆発を起こすのは必然。
わずか、8.6光年しか離れていないのですから、太陽系に影響が無いわけありませんよね。

シリウスBを観測し、研究することは宇宙の神秘をひも解くとともに、地球の未来を占うためにも重要な位置づけにありますが、シリウスAの輝きに邪魔されて、まだまだ正確なデータが集められず、科学者たちを悩ませているようです。

占星術の世界では、星は意識された時にその働きを現してくると考えます。
シリウスが送り届けてくれるメッセージも深みを増してくることでしょう。