≪その①≫五蔵説
人間を5つの鞘に包まれた存在ととらえること。
4000年以上前に書かれた
タイティーリヤ・ウパニシャットをもとにしている。
一番粗雑なもの(五感でとらえられるもの)から、
食物鞘、生気鞘、意思鞘、理智鞘、歓喜鞘。
理智鞘と歓喜鞘は、完全な歓喜と智慧で満たされ、
それが粗雑な鞘に現れている状態が健康な状態。
粗雑な鞘(意思鞘以下3つ)は、調和が乱れやすく、
その調和の乱れの原因は、無知さとされている。
意思鞘の乱れが理智の認知判断間違いにつながる。
たとえば・・・、
無知さによる誤認知、好き嫌いといった、二極の対立により、
判断間違い、行動に現れ、呼吸の乱れ、体の症状の出現。
↑ 不健康な状態
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食物鞘・・・肉体(体)
生気鞘・・・呼吸
意思鞘・・・感覚(好き嫌いなど)
理智鞘・・・認知判断
歓喜鞘・・・記憶、完全な調和
これら五蔵を動かすもの・・・真我(アートマン)