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皆様、こんにちは。売れプロ12期生の伊東裕司(いとうゆうじ)と申します。
今回は、診断士が展示会に参加し、新しい情報を入手することで、中小企業の悩み事を解決したり、仕事仲間に情報提供して人脈をつないだりする方法について考えたいと思います。
私が展示会に興味を持つようになったのは、青木先生に展示会の回り方を教えて頂いたことがきっかけです。
以前、東京ビッグサイトで開催された「総務・人事・経理Week」という展示会に参加し、青木先生に、効果的なブースの回り方、聴講するセミナーの選び方、ビジネスチャンスの作り方を実演して頂きました。
最新の情報を入手するには、どのブースを回り、誰と、どのような会話を交わしたら良いのか。
ビジネスチャンスを作るために、どのように自己紹介し、どのような話題で出展者と関係を構築したら良いのか。
目から鱗の連続でした。
それ以降、何度か展示会に参加する機会がありました。
気後れすることもあり、最初はうまくブースを回れませんでしたが、徐々にコツを掴んできました。
私は次のようなことを意識して参加するようにしています。
① 展示会に参加する目的や理由を明確にする。
② 支援先企業の課題を解決するために、有益な情報やビジネスパートナーを求め、出展者と対話をする。
③ 仕事仲間のプラスになるような情報を入手して、必要とする人に伝える。
④ 出展者のベネフィットを考え、ネットワーク構築を支援するなど、販路拡大に貢献する。
このように、入手した情報をどのようにアウトプットするのかを想定しておくと、展示会を有効に活用できるようになります。
先日、東京ビッグサイトで開催された、中小企業による総合展示会「産業交流展2023」に参加しました。
中小企業の販路拡大や企業間の連携を目的とした展示会であり、「情報」「環境」「医療・福祉」「機械・金属」の4分野を中心として、600以上の企業・団体が出展していました。
その中で、私が興味を持ったのは、全国の伝統工芸を活用した記念品等の企画・開発・販売を行う中小企業です。
バイヤーが全国を回り、伝統工芸品を厳選し、贈り物や記念品として、独自のECサイトで販売する仕組みを構築しています。
低単価で量産する商品もあれば、希少性を売りして高単価な商品もあります。
伝統工芸を制作する企業や職人の多くは、販路に悩んでいらっしゃいます。
ECサイトに掲載されれば、販路拡大のチャンスになり、自社製品の認知度向上につながります。
興味深い中小企業ですが、恐らく、売れプロに入る前の私であれば、この企業の展示ブースを素通りしていたと思います。
かつては、単に展示会に行くだけであり、情報に対するアンテナが立っていなかったからです。
しかし、今は、明確な目的を持って参加していますので、情報感度が高まっています。
伝統工芸というキーワードから、仕事仲間の役に立つ可能性があるのではないかと考えます。
そして、企業のバイヤーと名刺交換をさせて頂き、詳細な情報をヒアリングし、必要とする人に情報を届けます。
こうして、ネットワークを構築することで、お互いのビジネスチャンスにつながれば、展示会に参加する目的の達成です。
また、支援先企業の課題を念頭に置き、情報技術やDX関連のブースを回りました。
どのような悩みを解決したいのかという明確な目的がありますので、出展者と具体的な対話をすることができ、実用的なヒントを得ることができました。
このように、展示会の回り方を学び、実践を繰り返すことで、少しずつではありますが、展示会を有効に活用することができるようになったと思います。
展示会に参加することで、情報やネットワークを獲得し、支援先企業や仕事仲間に貢献することは勿論、今後は、展示会への出展を希望する中小企業に対して、有効な出展計画を立てられるよう努力していきたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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