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売れプロ11期、企業内診断士の宮本です。
昨今、「社内ベンチャー」という言葉を聞く機会が増えました。
「社内ベンチャー」とは、会社内に新しい会社を起こすようなイメージで、新規事業を立ち上げることです。
コロナ禍で、企業における既存事業の見直しを行う必要性が増したことに加え、デジタルツールの台頭によって、既存事業にとらわれない新しい風を吹かせるため、社内ベンチャーを「制度」として導入している会社も増えているようです。
直近、社内ベンチャー事業に携わる機会があり、成功している社内ベンチャーがアイデア創出にあたって意識していた2点を紹介します。
1.特定の層に強く刺さる尖った事業
ビジネスを考えていると、どうしても「あれもこれも付け加えたい」と考え、最終的には、大勢の人に向けた「まあまあ」な事業になってしまいがちです。
事業のコアな機能で顧客にとって「絶対この機能や商品が欲しい」と思わせる「must have」であることを意識し、「あったらいいな」の「nice to have」は優先順位を下げる必要があります。
2.信頼性のある一次情報の獲得
顧客の将来的に欲しいものから事業に展開するのでなく、「そもそも現状でどうなっているのか、どのような課題があるのか」といった、事実をベースとした情報を多く把握し、事業を展開していくことが大切です。
そのため、頭で考えたことだけでなく、足を使って生の声の情報を集めたり、実体験をベースとした現状把握がどれだけ出来ているかで、事業リリース後に「全く顧客がいなかった」という事態を避けられます。
以上を考えると、中小企業診断士とも、ある程度の共通点があるのではないかと思えます。
「特定の層に強く刺さる尖った人材」であれば「⚪︎⚪︎分野であれば、この人に頼ろう」と言われ、仕事の獲得が出来ますし、どれだけ「信頼性のある一次情報」を獲得できるかが、企業の実態にあった適切な支援につながります。
私も以上2点は意識しなければ!と本記事を書いていて実感しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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