実務ポイント獲得方法(実務補習・実務従事)および売れプロの魅力について | 『売れプロ!』ブログ -「売れる」「稼げる」中小企業診断士に-

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皆さん、こんにちは!

売れプロ10期生の増澤祐子(ますざわゆうこ)です。

 

さて、本日は何の日でしょう??

今年、中小企業診断士試験に合格された方の、第1回実務補習(5日間コース)最終日です!

5日目、どきどきしながら診断先の社長に報告されることと思います。

ぜひ、頑張ってこられてください!

 

今年の診断士試験合格者は、なんと過去最多の1600人でした。

合格された方、本当におめでとうございます!!

私も、来年から沢山の仲間が増えること、大変楽しみにしています。

それとともに、2年目として相応しい行動と活動をしたいと身が引き締まる思いです。

 

さて、今回のブログでは、診断士に合格したての方、診断士を目指す方に向けて、

診断士試験合格後の、診断士資格取得のための実務ポイント獲得方法(そして売れプロの魅力も!)について書かせていただきたいと思います。

 

●合格したはいいけど、どうしたら資格登録できるの?

中小企業診断協会のホームページでは、以下のように記載があります。

 

「中小企業診断士第2次試験に合格後、3年以内に実務補習を15日以上受けるか、診断実務に15日以上従事することにより、中小企業診断士としての登録を行うことができます。」

 

診断士登録のポイント獲得方法が実務補習しかない、と思う方もいるようですが、それは違いますね。

「診断実務」でもいいですよ、と書かれています。

ポイント●点、という言い方をしますが、要は、実務ポイントを「合格後3年以内に15ポイント」集めればよいです。

※1日頑張ると1ポイントもらえます。

 

●実務実習とか実務従事とか聞くけど、どう違うの?

以下のように理解いただくと、分かりやすいと思います。

 

「実務補習」:診断実務のうち、中小企業診断協会が提供する、資格取得のための制度

         (対象者:資格登録前の試験合格者)

「実務従事」:診断実務のうち、実務補習以外のもの

 

実際は、実務補習も実務従事も、診断実務を行う点では一緒です。

そして、実務従事で獲得した実務ポイントで資格取得申請をしても、現行制度上は全く問題ありません。

 

ちなみに私自身も、実務補習と実務従事を両方受け、合計で15ポイントを獲得して、診断士登録の申請をしました。

 

●実務補習ってどんな感じなの?

2次試験合格者の多くが、1回は実務補習を受けています。

実務補習は、上で書いたように協会が提供してくれる診断機会で、5日間コースと15日間コース(5日間×3回)があります。

5日間単位で、5日間のうち2日間は平日に実施されるため、企業勤めの方は、5日間に2回はお仕事を休む必要がありますね。

独立されている方などは、15日間コースに参加して最短での登録をされる方も多いです。

 

また、実務補習は、診断士の教育も目的としています。

参加費は有料になりますが、ご指導いただける指導員の先生がいて、テキストもあり、基本的な診断の流れや考え方、フォーマットを学ぶことができます。

診断においては、「経営戦略」「営業・マーケティング戦略」「生産管理戦略」「人事・組織戦略」「財務戦略」の各パートをすべて報告をするので、全体的な枠組を理解することもできるという点でもいいと思います。

 

●ベテランも参加する「実務従事」には、どのようなものがあるの?

実務従事には、本当に色々なものがあります。

指導員の有無、テーマ設定、開催日程など、本当にばらばらです。

ここではいくつかご紹介したいと思います。

 

まず、自力で開拓する診断機会があります。

知り合いの会社にお願いするのもいいですし、

すでにコンサルティング業務に携わっている人はその業務もカウントできます。

いずれも、15日間診断実務に従事したという証明を診断先から頂ければ、実務ポイントとしては有効です。

 

次に協会が提供してくれる診断機会があります。

実務補習と似ていて「診断士のスキルアップ」を目的としているため、

有料ですが指導員の先生の指導を受けながら進めることができます

診断協会のホームページなどで実務従事マッチングイベントのお知らせなどが出ることがありますので

そちらに参加されるとよいと思います。

 

さらに、協会以外の団体が提供してくれている診断機会もあります。

こちらは、有料のもの、無料のもの、様々です。

有料のものは、指導を受けながら実施できることも多くあります。

無料のものは、その団体の顧客向けサービスの一環として行われたりするので、基本的には指導は受けられません。

ポイント獲得だけを目的とする場合は、こちらの無料のものでも問題はないと思います。

 

●どの方法で実務ポイントを獲得するのがおすすめ?~実務補習か、それ以外か~

私は、1回は協会の「実務補習」を受けることをお勧めします!

 

実務補習では、試験に合格したばかりの似た境遇の仲間と、

5日間に渡ってああでもない、こうでもない・・・と議論を交わし、食事も一緒に取ったりしますので自然と仲が深まります。

さらに、指導員の先生から、診断士としての歩き方やおすすめの研究会を聞けたりして、大変参考になります。

 

私は、実務補習の仲間たちと今でもたまに集まったり、情報交換をしていますし、

困ったことがあったり、協力してもらいたいことがあったらそれぞれ連絡もします。

また、指導員の先生のご紹介で入った研究会もあります。

 

ちなみに、私は民間団体の無料の実務従事にも参加しました。

こちらはどうだったかというと、これも面白かったです。

 

指導員の先生はおらず、フォーマットも自由なので「これでいいのか」という気持ちはありましたが、

それでも同じチームの、登録20年目のベテラン先輩のスライドなどを見れたりするのは面白く、とても参考になりました。

また、行き帰りの時間に、同チームの先輩に支部や研究会の話を聞いたりもできました。

打ち合わせも基本的に土日にオンラインで、集まるのは平日夜に2回、加えて一度工場見学があったくらいでしたので、勤務しながらでも参加がしやすいのもよかったですね。

 

このように、実務補習にも実務従事にもいい点があります。

 

●まとめ
以上が、登録ポイントの獲得方法のご紹介でした。

資格登録のためのものと割り切るのももちろんいいですが、

せっかく時間を使うものですので、そこで仲間やご縁、経験が得られるものを選ばれるといいと思います!

 

ちなみに・・・売れプロでは、1年間の講義のうち、後半は実務実習という形になります。

トップコンサルタントである青木先生に沢山アドバイスをいただきながら社長への提案報告書をまとめるため、大変勉強にもなり、実務ポイントももらえます!

なお、実務実習以外の会では、もちろんプレゼンやブランディングや姿勢、心構え、etc.のご指導も受けられますし、売れプロは、一石何鳥かわかりませんね!

(もちろん、実務実習費用も売れプロ受講料に含まれます。)


是非みなさん、売れプロに興味を持たれたら、ドアを叩いてください!
このブログを読まれた方が、売れプロに来られるのを楽しみにお待ちしております。
以上、お読みいただき有難うございました。