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みなさん、こんにちは。
売れプロ10期生の長岡玄(ながおかはるか)です。
令和3年度の中小企業診断士2次試験まで約1か月となりましたね。
これから中小企業診断士試験を受験される方がこのブログをご覧になっているかもしれませんが、ぜひ悔いの残らないようにがんばっていただきたいです。
私が受験生時代、初めて2次試験の問題を解いてみた時の感想は、「なんじゃこりゃ?」でした。
答えが無限にありそうな設問内容、納得のいかない予備校の模範解答、足りない時間、汚い自分の字…。
2次試験は「初見でどれだけ解けるかだ!」とおっしゃる方もいましたが、私はとてもじゃないけど初見で60点以上取れるイメージがわきませんでした。
そこで取った戦法が、とにかく過去問をひたすらやり込み、模範解答に近づける、というものです。
過去問の模範解答を色々見てみると、予備校各社そこまでキーワードや内容に差がなかったため、答えがひとつではないにしても中央値となるような模範解答の型は存在するという仮説を立て、ひたすらやり込むことによりその型を覚えるというものです。
しかし、あれだけの文章量の答えを身に染み付かせるには生半可な時間では無理だと思ったため、とにかく勉強時間の確保に注力しました。
そして、平日は1日2時間、土日は1日3時間、1か月に最低60時間という勉強時間の目標を立て、最終的には過去問10年分を30回ずつくらい回しました。
また、「勉強ゼロの日を作らない」という絶対的誓約を自分に課し、家族でキャンプに行った時も、温泉旅行に行った元旦の朝も、いついかなるときも無理やり時間を作って勉強していました。(家族に白い目で見られながら…)
そんなこんなで年間700時間の2次試験勉強時間を捻出して何とか合格し、今ここにいるわけですが、当時を振り返って思うのは、「中小企業診断士になってからこそが知識習得のための勉強が必要で、試験勉強はその練習に過ぎなかった。」ということです。
中小企業診断士の支援領域はあまりにも広く、お客様に信頼されるには、その領域において信頼に足る知識量を獲得する必要があり、そこに向け勉強し続ける必要があります。
売れプロでも、売れるコンサルタントになるための必要要件のひとつに圧倒的な知識量があることを学びました。
中小企業診断士試験のように明確なゴールがあるわけでも合否判定が出るわけでもないので自分を律するのが大変ですが、信頼され役に立てるよう、これからも自分の専門性を磨くために勉強を続けたいと思います。(受験生ではないので遊びも同じくらいがんばります笑)