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皆さん、こんにちは!
売れプロ9期生の菱山英弥です。

今日は、フレームワークというテーマでお話ししようと思います。
仕事とをする上で、フレームワークを使うことは非常に重要になります。
 

それはなぜか。
大きな理由として2つ挙げられます。

1つは、MECEとなること。

MECEはミッシーもしくはミーシーと読みます。

Mutually Exclusive Collectively Exhaustiveの頭文字をとったもので、日本語に直訳すると「それぞれが重複することなく、全体としてはモレがない」という意味になります。
簡単に言えば「モレなくダブりなく」ということです。
適切なフレームワークでを使うことで、MECEを押さえることができます。
何かを説明するとき、MECEであると説得力が増します。

例えば、自己紹介をするとき、今している仕事を話し、過去の実績を話し、将来の目標を話す、というのはMECEです。
現在、過去、未来のフレームワークを使っています。
自分の過去の実績だけを話す人や今の仕事のことしか話さない人と現在過去未来のMECEで自己紹介した人。
どちらの自己紹介を聞いた方が、相手のことがわかるのかは、言うまでもないですよね。

MECEは相手を納得させる力を高めてくれます。
だから、MECEは非常に重要です。

もう1つは、共通認識をつくれることです。

共通認識を持つことは、短い時間で、より高い成果を、実現することにつながります。

例えば「新製品が赤字なので改善するにはどうしたらいいか、今から1時間で考えて提案してください」と言われたとします。
ただアイデアを考えるよりもQCDというフレームワークを使ってアイデアを出したほうがアイデアは出てきやすいと思います。
QCDとはQuality(品質)、Cost(コスト)、Delivery(納期)の頭文字をとったものです。
品質を上げるアイデアを考えよう。
コストを下げるアイデアを考えよう。
納期を短くするアイデアを考えよう。
このように考えたほうが、ただ製品をよくするアイデアを考えるようとするより、具体的なアイデアになると思いませんか?

また、チームで動くときにもフレームワークは力を発揮します。
例えば、3人チームで動いているのであれば、1人は品質を上げる提案を考える、1人はコストを下げる提案を考える、1人は納期を短くする提案を考える、と分担できます。
無駄なく作業を分担できるので、短い時間で、高い成果を実現できます。

共通認識はビジネスで結果を出すための強力な武器になります。

MICEと共通認識、この2つを実現できるので、フレームワークは非常に重要です。

時に皆さん、PREP法というフレームワークはご存じでしょうか。
「結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→結論」の順番で話を展開するフレームワークのことです。
今回の話、フレームワークの実例としてこのPREP法を使って書いています。
わかりやすい構成になっている、と感じて頂ければ幸いです。

今回の話は以上となります。

最後までお読みいただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。