本質・説得力と中小企業診断士 | 『売れプロ!』ブログ -「売れる」「稼げる」中小企業診断士に-

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こんにちは。売れプロ9期生の石割浩二です。

コロナ禍・緊急事態宣言下で在宅勤務が増え、テレワークでの会議も増えていると

思います。会議では、関係者と協議しながら合意形成し進めていくことにはなりますが、

大人数で話していると議論の論点が本質からズレて進むことがままあると思います。

本質とは取り組むべき真の課題ですが、問題のとらえ方や課題の認識の仕方は

人の知識、経験、思考に影響されることから、本質は一つでなく人によって異なり、

意見がばらけることになります。また、本来、本質は真の原因を追及していくべき

ものですが、追及していく作業は面倒で手間がかかることから、表面的なものや

わかりやすいものににとびつき認識する、楽を好む傾向があります。

そこで、立場の異なる関係者のそれぞれの考えを把握しつつ、ホワイトボードを使って

議論を視覚化しそもそもの目標・目的を明確化したり、多くの情報を収集し具体的に考え

必要性を検証するなどしていくことにより、本質に立ち戻り合意形成を目指すことが

できます。

そして、議論の中で意見が異なる場合においては、人を動かす=説得することもでて

きますが、古代ギリシャの哲学者アリストテレスは、エトス(信頼)、パトス(共感)、

ロゴス(論理)の3つの要素が重要であると言っています。

説得力を高めるには、論理性が高く、話し方に納得感がある必要がありますが、

人は信用している人の声に耳を傾けるが、信用できない人に何を言われても聞く耳を

持たないので、信頼、専門性、実績を高めることが必要であり、中小企業診断士としても

普段からそのように行動していくことが重要だと思う次第です。