地方の独立診断士の実状と今後 その⑤ ~専門特化する~ | 『売れプロ!』ブログ -「売れる」「稼げる」中小企業診断士に-

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皆さんこんにちは!売れプロ9期生の中田祐輔と申します。

ブログ執筆は今回で5回目になります。

「地方の独立診断士の実状と今後」について1年間10回に分けて投稿しております。

 

今回は第3回に引き続き地方診断士の成功モデルの一例について話したいと思います。

 

<参考>

第3回 地方の独立診断士の実状と今後 その③ ~独立診断士の成功モデル~

https://ameblo.jp/urepuro/entry-12636140199.html

 

【地方診断士の成功モデル~専門特化~】

地方において独立診断士が成功するための方法として、「専門特化」があります。

専門特化には大きく分けて「分野特化」と「業種特化」があります

 

・分野特化

補助金コンサルやIT専門コンサルなどです。ある地方では補助金コンサルだけで20百万円以上の収入を得ている独立診断士がいます。ただし成功するために分野の知識だけでなく、その分野のずば抜けた経験、実績が必要です。また補助金支援やIT支援を通じて、経営者の信頼を築ければ、顧問契約に結び付く可能性も高く、支援の入口としても有効です。

 

・業種特化

製造業専門コンサルや飲食専門コンサルなどです。業種特有のノウハウや知識、自身の過去の経歴や経験を活かし、業種に特化することができれば、業界団体や経営者紹介などを通じた案件受注につながります。

 

専門特化で重要なことは、うまく自身のブランディングを行い、他の診断士やコンサル、士業との差別化を図ることです。特に独立当初はこのブランディングが非常に重要となります。診断士の資格を持っているだけでは仕事はほぼなく、この分野、業種ならこの診断士というイメージを地域に浸透させていくことが受注に直結します。

 

ただ気を付けなくてはいけないことは、専門に特化しすぎることには大きなリスクがあるということです。経済環境変化による補助金廃止や、業界不況などで、大幅に仕事が減少する可能性があります。自身の販売戦略として専門特化することは非常に有効ですが、一方で全ての分野、業種に対応できる柔軟さや知識を備えておくことも必要です。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

次回投稿をお楽しみに

ではまた!