※にほんブログ村ランキング参加中です!1日1回、皆様の温かいポチをお願いします!
こんにちは。売れプロ9期生の石割浩二です。年が明け本年もどうぞ宜しくお願い致します。
診断士のスキルとしてロジカルシンキングの重要さはご存知の通りですが、
正論を述べたからと言って必ずしも相手は動かず、否定されている感覚を
与えているかもしれず、意見は往々にして変わらないことはあるでしょう。
人は説得されて動くのではなく自分から納得したときに動くものであり、相手を
否定せずに共感すること、相手の心を重視することが大事です。
そこで、相手を尊重しつつ自分の意見をしっかりと伝えるスキルとして
アサーティブコミュニケーションは1960~70年代のアメリカで人種差別や女性の
権利を求める運動において生み出されたもので、4つの柱(誠実、対等、率直、
自己責任)が核となっており、実践はDESC法(①Describe:事実を描写、
②Explain:自分の気持ちを説明、③Specify:求めるものを提案、④Choose:
相手の反応に対する行動の選択)です。
一旦そうですね、そういう見方もありますね、と受け止めて、事実として具体例を出し、
自分の案・意見の理由を話す、相手のメリットや目的を意識・共有もできればよいです。
相手を思いやりつつ自己主張を行うアサーティブコミュニケーションを身に着けることで、
円滑なコミュニケーションができるようになります。また、価値観や立場の違う様々な
関係者と対等な意見交換ができるようになります。人は違うからこそ面白い、多様な
価値観で自分を磨き、中小企業診断士として貢献していきたいと思います。