皆様こんにちは。
売れプロ8期生の佐藤 康平です。
ここのところ、在宅勤務の調整に追われています。
私の勤め先は中小企業であり、当事者として中小企業に在宅勤務を導入する難しさを肌で感じでいます。IT系の業界ということもあり、他の業界と比べると、在宅勤務は推進しやすい方ではあると思います。一方で、業務の特性上、個人個人が取り扱う情報の機密性が高い上に、情報量も莫大なだけに、特に情報セキュリティには神経を使います。
利便性と情報セキュリティのリスクは相反するところが多いのですが、全てのケースを仔細漏れなく仕組みでカバーすることは難しく、情報セキュリティは、社員一人ひとりのモラルに依存する部分が大きい、と改めて実感しています。
さて、在宅勤務が続くと、多くの方が指摘されるように、運動不足の問題がクローズアップされます。私は以前の投稿で、今年の目標に、毎週10kmのランニングとボールリフティング500回の目標を掲げたように、日頃、体を動かすことを意識しています。
ランニングは在宅勤務により、平日の朝の時間に余裕ができたことから、週末だけでなく平日にも短時間ながら取り組むことができるようになりました。最近は、妻も一緒に走りたいと言い出し、一緒に走ることが日課になりました。
ボールリフティングの方は、一緒に取り組んでいる2人の子供が、彼ら自身が年初にそれぞれ設定した目標を早々に達成しました。目標設定時点の彼らの状況から、自分のことは棚に上げて、目標達成はまだまだ先だろう、などと思っていました。
ところが、毎回のように自己新記録を出し、日々上達し、早々に目標を達成した彼らを目の当たりにすると、私自身も、設定した目標にこだわってより一層真剣に取り組まなければ、という気持ちが強くなりました。その甲斐もあって、4月の中旬に500回超を達成し、子供たちに後れをとったものの、私自身も目標を達成することができました。私も子供も新たな目標を設定し、取り組みを継続しています。
「切磋琢磨(せっさたくま)」という言葉があります。
「切磋」と「琢磨」という二つがくっついた言葉ですが、それぞれの意味を調べてみると、
切磋:骨・角・玉・石などを刻みみがくこと。転じて、道徳・学問などに勉め励むこと
琢磨:(玉などをすり磨く意から)学問・技芸に励んで修練すること
とあります。ほとんど同じ意味のようですが、これらをくっつけて「切磋琢磨」となると、
玉・石などを切りみがくように、道徳・学問に勉め励んでやまないこと
学問など心から打ち込み、努力を重ねること
という、「切磋」「琢磨」それぞれと同じような意味に加えて、
仲間どうし互いに励ましあって学徳をみがくこと
友達どうしではげまし合い、きそい合って、向上すること
という意味が加わります。
(岩波書店 広辞苑第五版、小学館 例解学習国語辞典第十版より)
こうして改めて意味を確認すると、切磋琢磨は一人でも出来る、ということになります。
それでも、私は「仲間どうし互いに励ましあって学徳をみがくこと」「友達どうしではげまし合い、きそい合って、向上すること」の持つ意味は重要であると思うのです。
先のボールリフティングの例でも、子供と競い合うことで私も目標が達成できたのであって、一人で黙々と取り組む環境では達成できなかったと思います。
そして、これまで多くの同期生が当ブログで触れているように、この「売れプロ」は同期の素晴らしい仲間がおり「切磋琢磨」できる環境があります。
私が売れプロの門を叩くとき、一つ心配だったことは、レベルの高い受講生の中で、自分はついていけるのだろうか、ということでした。自分自身にあまり自信がなく、勝手にそう考えていたのです。
思い切って売れプロに入ってみると、予想した通り、同期の受講生はみなレベルが高かったです。ですが、それ以上に感じたのは、みな前向きで向上心があり、魅力的な人たちである、ということでした。講義ではとにかく青木公司先生の話に引き込まれるので、引け目を感じたり、ついていけるのか、などと心配したりすることはまったくありません。それよりも、素晴らしい仲間たちに触発されて「切磋琢磨」できる環境の中で、自分磨きを頑張りたい、という気持ちが一層大きくなったのを覚えています。そういう気持ちにさせる雰囲気が、売れプロにはあります。
本物の売れる人気プロ研修講師・コンサルタントである、青木公司先生のもとで、素晴らしい仲間たちと切磋琢磨できる売れプロは、自分磨きをしたい!という気持ちのあるすべての方におすすめできる講座です。
私は、売れプロの初回講義から最終講義に至るまで、多くの失敗を経験し、厳しいフィードバックをいただくことも少なくなかったです。これは自分にとり大変ありがたいことで、自身の勤める会社内では経験できないであろう、多くのことを経験することができました。
「ああ、よい経験ができたな」で終わらせず、これからも、講義で聞いた内容を一つでも多く実践に移せるよう、切磋琢磨していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
佐藤 康平