回復出来ている実感 | くも膜下出血からの生還

くも膜下出血からの生還

独身
パートナーなし
女、49歳
一人暮らし
自宅でくも膜下出血を発症
入院から退院、自宅療養を経て仕事復帰に至るまでの記録です。

今後同じような経験をされる方やその周りの方々の
何かの助けになれればと思います。

こんにちわ。

くも膜下出血を患いその経過を書いているのですが

検査の度に順調に回復出来ていますと言われるのですが

頭痛がとにかくひどくて、回復出来ている実感が全くなかった私。

 

でも術後2週間を過ぎた頃から

日々メキメキと回復していくのを実感出来ました。

 

まずは歩行。

車イスを使わず、点滴をつるす車がついた棒の支えを借りて歩きだしました。

 

こう言うやつです。

 

この棒には点滴だけではなくおしっこが溜まるパックもつるされています。

 

術後ずっと付いていたおしっこの管。

尿道につながれてトイレに行かなくてもおしっこし放題の管。

その先のパックにどんどんおしっこが溜まる仕組み。

看護師さんが定期的にパックに溜まった尿の量をチェックされ、パックからおしっこも抜いて下さってました。

どこに行くにも常にこれが一緒でした。

 

12/28 おしっこの管と点滴が外れました。この棒を連れて歩かなくてもよくなったのでかなり身軽に!!

とは言え、歩く時はこの棒の支えを借りていましたが、それも数日で要らなくなりました。

 

車イスも点滴の棒も要らなくなって

ゆっくりですが一人で歩けるようになった時はとても嬉しかったです。

 

おしっこの管が外れたことでシャワーも解禁!!!

29日 入院後初シャワー!!!

髪が洗いたくて洗いたくてしょうがなかったので

この時のシャワーは最高に気持ち良かったです。

 

一人で歩けるようになって

トイレも一人で行けるようになって

シャワーも浴びれて

頭痛がひどくてテレビも見られなかったのですが

テレビを楽しめるようにもなり

出来なかった事がどんどん出来ていく喜び!!

 

私が一人で歩いていたら

『え?もう一人で歩いているんですか?すごい!!』

と、目をキラッキラに輝かせて声をかけて下さった看護師さん。

入院当初の私を担当して下さったそうで

その頃の私を知っているので、回復っぷりにかなり驚かれていました。

 

会話をしても目がうつろで、その会話もままならなかったそうで

『表情がまず全然違います!目が違う!ここまで回復されるなんて!』

 

彼女の驚きっぷりで、相当私は重症だったんだなってわかりました。

自分のことのように嬉しいと喜んで下さり、私も嬉しかったです。

 

感謝しかないでいです。

 

次回は年末年始の病院での過ごし方を書こうと思います。

ありがとうございます。