2024年1月1回目小学校読み聞かせ | 野中紀希の MamaヨギーHappy子育てLife

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浦安 マタニティヨガ・産後ヨガ・ママヨガ
~心も体も美しいママをめざして~



息子たちは高校3年生と中学3年生
小学校を卒業して数年経ちますが、彼らの母校で絵本の読み聞かせボランティアとして、子どもたちと過ごす時間を大切にしています。

在校生のママたちでは足りない時にサポート要員として参加していますが、6年生を担当することがなぜか多い私。
というわけで、今回も6年2組

朝礼後から1時間目の間の10分間という限られた時間です。
5、6年生に読みたい本は長いものが多いので、読めないでいた本のうちの1冊を読むことができました。

朝礼をささっと済ませ準備してくれたのでしょう。
開始時間前に揃って聴く体制で待ってくれていました。
流石、最高学年の3学期!

『ちいさいおうち』
ばーじにあ・りー・ばーとん ぶんとえ
いしい ももこ やく

私が大阪にいた頃だから、幼稚園生の時に母が買ってくれた絵本です。
アメリカの絵本作家、バージニア・リー・バートンの美しく優しく可愛らしい絵とその絵と一体になったリズミカルな文。

私は小学生の頃には地球環境のことを考える子どもで、ゴミが地面に落ちていることや土や砂利だった地面がアスファルトに固められていくこと、温かみのある木造の建物が無機質な鉄筋コンクリートのそれに変わっていくこと、緑が減っていくことを残念に思っていました。

この絵本はそれ以前に親しみ繰り返し読んだ絵本ですから、知らないうちに私の心にメッセージが刻み込まれていたのかもしれません。

一人称が人間ではなく、人間よりも長く存在する木造の小さな家であることで、メッセージが生々しい正義の刀にならず、事実をそっと投げかけてくれているような気がします。

これからの地球🌏をつくっていく子どもたちがこの本に触れることで、人間と自然の繋がりをその子なりに考えるきっかけになれば嬉しいです。