【オケ】ローマ・聖チェチーリア管弦楽団【京都の秋】 | Savage Salvage (AKA UЯASHIMAru)

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まだ国土が核物質に覆われる前、というか年度替りを前にして、ホール会員宛スペシャルメンバーズの案内が届いた折、その3公演の入場とホール会員証が特典いうのを眺めながら随分悩んだもんやった。プラハ放送響、このサンタ・チェチューリアとパリ管。当然(?)パリ管だけ一般発売になってから買えばええやんという思いと、定価から5000円(S席は6000円)割引になる上、1年近く前からチケットが確保できる楽チンさとどちらを選ぶかという選択の中かなり逡巡した挙句結局後者を選んだ。



まあはっきり言って、おまけ(笑)の前2回でオノレの無知さ加減、インチキ具合に呆れ返るほかなかった。でも悪いのはオレだけちゃうやろ・・・



ベルリンフィルhttp://en.wikipedia.org/wiki/Berlin_Philharmonic


イスラエルフィルhttp://en.wikipedia.org/wiki/Israel_Philharmonic_Orchestra


聖チェチーリアhttp://en.wikipedia.org/wiki/Orchestra_dell%27Accademia_Nazionale_di_Santa_Cecilia


そして客の入りといえば、オレの知る限り京都コンサートホール史に残る、不入り。。。。


半分も入ってないし。




はっきり言って、この日来なかったオマエら。そうオマエや!!永遠に後悔しとけwwwwwwwwwww







そしてこのスペシャルメンバーズを企画した貴方、貴方はホトケですカミです出雲の守です!!!



どっかーーーーん!



今、とってもローマに行きたくなりました。思い起こせばイタリアといえば、寝台車を乗り継いでの移動の途中ミラノに立ち寄ったら、いきなり駅前でジプシーのガキに取り囲まれて身包み剥がれ(ただし何故か後で掏ったもの全部返しにきやがった。金目のものが無かったからかw)た事くらいしかない。そもそも北イタリアはローマから見ればイタリアではないらしい。。。いずれにしてもソコは野蛮な暗黒地帯。その他のイメージとしてはビスコンティの没落貴族が女と乳繰り合ってるやつか、地下レジスタンスが手榴弾抱えて敵地に乗り込むネオ・レアリズモ的刷り込み、あるいはシシリア島にアメリカから帰省したマフィアがナイフで切り刻まれるシーン、そしてなにより第二次大戦で真っ先に寝返った卑怯者の国。つまり近寄りがたい、いや近寄りたくない北アフリカ文化圏。



すべてこの日このときを境に撤回します。かんにんしておくれやっしゃ<m(__)m>!!


モンテヴェルディ、ペルゴレージ、サリエリ、ロッシーニ、ヴェルディ・・・みんなイタリア人やないか!トスカニーニ、サバタ、ジュリーニ、アバド、あるいはミケランジェリやポーリーニ、あらまあみんなみんなイタリア人!!その幾重にも積重なった音楽の歴史が、まちがいなく京都の秋に炸裂した。


恐らく他の公演会場も同じような客の入りやったのかもしれない。しかし彼等はそれにめげるどころか、じゃあもっと凄いのをぶちかまして、そんななかでも選ばれた聴衆をその圧倒的な演奏でKOしてやろうやんけ~という気迫に満ちていた。楽団員ひとりひとりの表情に満ちていた。


ウィリアム・テル序曲で、いきなりチェロやったかのソロが素っ頓狂な音を出した。え、と思った。まるで金管がやらかすような音の外し方に聴こえたから。でも、それがこの演奏会の号砲やった。いや本当にそう思った。楽しそうに指揮台の上で踊る意外に小柄なパッパーノの棒に共鳴するように、時インテンポ、しかし多くの局面で外連味たっぷりに飾り歌う、ひとつ間違えたらこんなバラバラなオーケストラはあり得ないその一人ひとりがなぜか全体ではそれ自体が楽器でつくるオペラのように贅沢な、いや贅沢すぎる音空間を演出していた。これは楽しい!音楽、音の楽、その具体化したものがホール狭し満ち溢れた。こんなオケをいままで聴いた事なかった!!


「アイーダ」の序曲ってこんな曲?と驚きの前半を聴き終えて、滅多にそんなものに無駄遣いすることがないオレは一番に(まぁ席が後ろの方なのでw)ホワイエに飛び出すと一直線に番付を買いに走った。ページを開くと先ず、近畿圏でもっと公演がないのか穴があくまで探してみたが、どう見ても一番近隣の次の公演は福井のものしか載ってない。どうやったら福井にいけるか、木曜日午後7時か・・・距離は近くても下手したら東京に行くほうがづっとかんたんやったりする・・・残念やけど諦めることにした。


現在、チェチーリアが演奏するローマの音楽堂は2千人以上を収容するヨーロッパ最大級にして最新のもので、関空ターミナルでオレ達にもお馴染みのレンゾ・ピアノ設計のウルトラ・モダンなものらしい。掘れば幾重にも遺跡が出てくる、まるでどこかで聞いたような構造のその街の地下鉄に乗ってポスト・モダンな音楽堂へこの楽団の定期演奏会を聴きに行く生活というのを想像してみた。そう言えば、全ての道はどこへ通じるんやったっけ(笑)


10/2(日)

@京都コンサートホール

アントニオ・パッパーノ/聖チェチーリア管弦楽団


【曲目】

ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」序曲

ヴェルディ:歌劇「アイーダ」序曲スカラ座版

同:歌劇「運命の力」序曲

(休憩)

リムスキー・コルサコフ:「シェエラザード」Op.35

(アンコール)

プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」間奏曲(パッパーノの曲紹介入り)

ポンキエッリ:歌劇「ラ・ジョコンダ」より「時の踊り」



P.S.

フライング拍手がお好きな府民性というのが京都でないことが、この日の演奏会でお分かりいただけましたでしょうか(笑)