大好きな母に会いに行く。
新幹線の車中。
母は呆けて、私の事はもうわからない。
でも、そんなちっぽけな事が、一体何だっていうんだ⁇
母は、いつも明るい。会う度に、底抜けの笑顔を見せてくれる。
ホームのスタッフさんも
「◯◯さんがいらしてから、入居者の皆さんの表情が明るくなったんですよ。」と、言ってくださる。
母は、いつも丁寧な応対で、まず、人を思い遣る。
ミカンを向いて差し出せば
「恐れ入ります。」と深々とお辞儀し、
夕方になれば、
「あなた、もう暗くなってきたわよ。危ないから早くお帰りなさい。」と、
ソワソワ仕出す。
いくつになっても、人としての大事な在り方を、母は、私に示してくれる。
呆けてますます、母を敬愛する気持ちが、強くなった。
今日は、車窓から、富士山、果たして見えるかな。
…残念!今日の富士山は霞んでいました。
代わりに写真を拝借して。
(基本、ブログには、好きな事しか書かない、
写真や日記的記事はアップしない、と決めているんだけど、
今日だけは甘えさせて頂きました(^_^;)