「一線の湖」砥上 裕將。 | 読書の記録

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三人家族みんな読書好き。スキマ時間の読書の記録。

冬休みもいっぱい本を読んだのだけど、

どうしても、子の研究絡み(シュミとか沼とかいうもの?)に偏っていて

アレを読書記録といってもいいものか?とも思ふ

こちらとか、めっちゃ読んだのだけど

 

 

で、タイトルの件

 

 

親子して、前作の「僕は、線を描く」の感じが好きでしたので

期待して親子で読みまして、はい、よかった!!

描くシーンの描写はもうねーー、いや、是非に手に取ってほしい

壁にぶつかる、人との出会い、前に進もうという気持ち、

それぞれはもう、遣い古されたと言われるパーツではあるものの

表現する人によってこんなに惹かれるものか、と

 

人の成長って、積み重ねだったり、きっかけだったり、

いろいろな背景があってのものではありますが、

この刺激の多いご時世、どうしても「キャラが立った」とか

「キャッチーなストーリー」とか、求めえてしまいがち

 

の中で、水墨画

白の中に墨を落として描かれる世界

描き切る、が最もよし、でもないんだなあとか

なんというか、読了感がイイ

ということで、今回もおすすめの一冊です!