高橋うらら公式ブログ

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児童文学作家のひとりごと

 

佐々木ひとみさんの新刊ですおねがい

「ぼくが足軽だった」というサブタイトルを読むと「ひょっとしてタイムスリップの話か?」と思われるかもしれませんが、じつは現代の、コロナ禍が明けたばかり、まさに令和のお話です照れ

奥州・仙台おもてなし集団の武将隊の一員として、足軽の武士に扮した小学生の男の子の物語爆笑

『兄ちゃんは戦国武将』の続編です。

兄ちゃんは戦国武将! | 高橋うらら公式ブログ (ameblo.jp)

 

じつは私の夫の親戚はみな宮城なのですが、中には仙台藩に関わった人もいたとかてへぺろ

このお話の登場人物と、どこか関係がありそうで、ワクワクしながら読みました笑い泣き

思いきって何かに挑戦する、何かをやりとげることの大切さを教えてくれる一冊です拍手

作者の地元愛も溢れていますガーベラ

小学校高学年くらいのお子さんが、読書感想文を書く本としてもオススメですベル

 

 

 

 

みちのく童話会の方々が書かれた東北各県を舞台にした小学生向きの短編集ですウインク

題材は、ヤマセ、秋田のかまくら、五色沼、ケサランパサラン、三内丸山遺跡、渡り鳥など、多岐にわたりますが、なかなか深い歴史的、科学的知識が書かれたものもあり、「うん、うん」とうなずきながら拝読しましたおねがい

また、震災を題材にしたものなど、ちょっと悲しい、胸にしみるお話もありました流れ星

どのお話も、小学生が主人公になっているので、子どもたちにもとても読みやすいのではないかと思います拍手

絵も、ほっこりした感じで、とてもステキですベル

この東北の物語シリーズが、広く読まれることを、心からお祈りしておりますニコニコ

 

 

おのかつこさんが、国土社からステキな絵本をお出しになりました。

夜空の月を慕う、ふくろうとこうもりの物語。

あったかくて、とにかく絵がステキです。

私が日本児童文芸家協会の『児童文芸』の編集長をさせていただいたとき、おのさんには、1年間表紙の絵をお願いしました。

毎回相談しながら創り上げて行く過程が、楽しかったのを覚えています。

この絵本が、たくさんの方に読まれるよう、心からお祈りしています♡

チャイルドブック みんなともだち7月号に、パラリンピック水泳の金メダリスト、鈴木孝幸選手のお話を書かせていただきました♡

 

今度のパリパラリンピックも応援しています!

 

 

 

 

この街で夢をかなえる: エンタメで地方を元気にするリンゴミュージックの挑戦

 

堀米薫さんの新刊です。

樋川新一さんは、2000年、地元青森県のために弘前アクターズスクールを開きました。授業料は受け取らず、若いメンバーたちにまず礼儀や言葉遣いから指導しました。

樋川さんが社長を務める芸能事務所「リンゴミュージック」は、その後ご当地アイドルグループ「りんご娘」などを排出し、全国的に活躍していきます。

地道な努力が、20年以上の月日をかけて実を結んでいく様子が、丹念な取材に基づいて書かれています。

著者の堀米さんも、リアルファーマーですが、東北と農業を愛する気持ちが、行間からひしひしと伝わってきました。