裏日記 -5ページ目
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私のための時間

彼との生活。

甘いものとばかり

考えていた。

今夜は半年振りに自分のためにいわしをおろして

レモンと塩とオイルでいただく。

音楽とお酒とタバコとインターネットに没頭。

自らを慈しむ行為

昨日タバコを初めて買ったタバコに替えた。

思い出がいっぱい詰まったタバコ。

私に還りたい

そんな思いで煙を吸う

私のためにそろえた

JAZZのCD

ボーカルが心地いい。

この曲も

彼と

裸のココロで味わうつもりでいた

少なくとも

彼が彼女のものであるときは

そうだったけど

気がつけば私の部屋は

彼が持ち帰るガラクタで溢れ

何も言えず

どうしようもなく

ただただ甘受するしかなく。

いくつもの思いを言葉にして

彼に伝えてきた

ただ

たとえ同じ国籍で

同じ言語を母国語としていても

なんと心を伝えることのむずかしいことか

なんと自分の思いを認識することが

難しいことか

日々移り変わる情念を

伝えることの

罪深さと

意義

youさん

私は今

あのころと変わらない思いでいます

もしあなたもそうであるならば

これはもしかして

二人が

二人の思いを

二人のボタンを

あの時掛け違えてしまったの?

もしそうであるならば

どうやって時間を紡いで行ったらいい?

どうすれば

あなたをあの人から奪った

あなたからあの人を奪った

罪が償われるの?

どうすれば

過去が発酵されて

肥やしとなり

私たちの未来を

育てることができる?

どこまでも私は

あなたにとって

偽りの

仮の宿なんでしょうか?

キスが冷たいのは

どうして?
あの時

私と会えるのが

ほんの2時間で

外では決して並んで歩けなかったころ

あなたの思い出の曲が

偶然にも

私のオーディオから聞こえてきた時

これ以上にない喜びが

体を駆け巡ったのを覚えてる。

why should i care

どうしてこんなに

胸騒ぎがするの?

いつも。

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