5月10日から6月3日まで3週間ほど水星が逆行します。

 

そして5月11日から木星が牡羊座に入ります。

 

 

 

 

水星の逆行は普段地球からみて水星が進んでいる方向とは反対の方向に進むように見える現象で、水星は知識、コミュニケーション、言語などを表し反対側に進むと内面を振り返るという意味になり、いろいろなことを見直して考え直すということになります。

 

思考の方向が内側に向かうということで、目の前の現象などのやりくりがおろそかになったりするということで考え違いをしたり、予定通りに進行がうまくいかなかったり、約束の時間に遅れたりといったこともよく見られるようです。

 

他にも機械のミスでコンピューターなどの間違いが考えられます。


この時期には約束や契約などで後でミスがあって2度手間、3度手間などが起こりやすくそういったことには注意をする必要があります。

 

水星は5月10日に双子座から始まって5月23日には牡牛座に入り逆行を続けます。

 

今年3回ある水星逆行はすべて知性の風の星座から始まって物理主義や現実主義の地の星座に戻って終わります。


最初は知性や計画といった思考上の見直しから始まり、途中から現実的に手に取って感じられる事柄に見直しが移るといったことになりそうです。

 

今回の逆行が始まる双子座は風の星座の中でもどう情報を集めるかといったことが得意な星座なために前半は様々な可能性の中で起こりえることは何かを考えるということが強調されそうです。

 

そして地の星座のなかでも一番物質的なものを重視する牡牛座に戻ることで、生活に必要なものは何かと選び選択するといった様子が考えられます。

 

5月1日に牡牛座の日食が起きたばかりで、大きくここで牡牛座のテーマが深く強調されることになり、日食の意味の「死んで生まれ変わる」といったことに牡牛座のテーマである「身体に必要な物理的なものの選択」が加わることで、今までに身の回りにあふれていたものの見直しが起こり、前の状態とは変わった身体に必要な物を考え直さないといけないというシナリオが水星が牡牛座に戻る5月23日からまた牡牛座を去る6月13日までにあるかもしれません。

 

 

 

水星の逆行が始まった翌日の5月11日には木星が牡羊座入りをします。

 

木星はラッキースターともいわれ、援助を与えて増幅させる天体なのですが、おおよそ1年に1つの星座に入り12年かけて一周します。

 

そうなると木星が新しい星座に入るとその星座には1年間のラッキーが起こるという感じで言われるのですが、なんでも楽に与えることで堕落させられるということになったり、増幅することで選択肢が増え過ぎて集中ができないといったことになる可能性があります。

 

牡羊座は12星座の最初の星座で火の星座の直感で思い立ったらすぐ行動という素早い性質もあり、なんでもやってみなければ始まらないという行動をします。

 

ここに木星の増幅させる性質が加わると、その直感の行動に拍車がかかり始めてはみたけど全部はまとめきれないといったことになるかもしれません。

 

しかしすべては続かないかもしれないけど、そのいくつかは後に続き大きな流れになるでしょう。

 

世の中の停滞といった動きがこの2年間くらいはありましたが、大きく行動を始めるにはよいタイミングになりそうです。

 

これは牡羊座と同じ火の星座(牡羊座、獅子座、射手座)の要素が強い人には追い風になってきます。

 

木星が一つの星座に1年と言いましたが、実際には逆行が起こったりでまた前の星座に戻ったりをするので正確には今回の木星牡羊座入りは5月11日から10月28日まででまた前の星座の魚座に戻って12月21日にまた戻り来年2023年の5月17日まで牡羊座に滞在します。

 

 

 

先週の5月1日の牡牛座日食、双子座から牡牛座の水星逆行、木星の牡羊座入りがあり、5月16日にはまた蠍座の月食が起こります。

 

 

星の上では流れが変わってきているので過去を振り返り、今後のことを考える時期にきているようです。