5月6日に蠍座で満月になり、それは同時に地球の半影が月を覆う月食になります。

 




新月はスタートで満月で結果が出ると言われて、大衆や個人の心持ちを表す月が光に満ちている満月は個人的な感情に対して大きな作用をもたらします。

 

そして、満ちた光に影が落ちる月食では感情に対する生まれ変わりや、今までの感情のフェーズが終わってまた新しいフェーズが始まると言ったことも。

 

しかし、今回の半影月食では普段の地球の本影が月を覆う事でなくて、半分の影が月を覆うという事で強弱でいうと少し弱めの月食で影響も深くはないかもしれません。

 

それでもこの半影月食の影響期間は半年ほどと普段の月食と同じ影響の長さになるでしょう。

 

蠍座では1対1での相手との深い感情の結びつきがあるのですが、この月の反対側にある牡牛座の天王星が反発や離脱といった作用をもたらすことが考えられて、一体化する対象を取り込もうとするときに、異物感や相手からの反発で一体化が妨げられて相手との距離感が表れてくる事になりそう。

 

蠍座の月食と言えば去年の5月16日にも同じ蠍座で月食になっています。

 

1年前と同じ感情のテーマが起きているということで似たような心境が再び起こるかもしれません。

 

1年前の5月16日からの半年間はどういった心境だったかを思い出してみると何かがわかってきそうですね。

 

1年前の月食では反発や離脱の天王星がそこまで近くはなかったという事もあるので、今回の月食ではもっと反発や離脱が大きく表れてくるかもしれません。

 

 

今回の月食の前の新月は日食であり、日食と月食は半年に一度の感覚で同時期に起こります。

 

この日食と月食の時期には新しい事を始めるのを避けたほうが良いと言われます。

 

日食も月食もパワーがあり影響力は強くて、人が飛躍したり感情的なカタルシスを経験することもあるのですが、その影響は運命的であり、ネガティブな出来事が起こる可能性もあります。

 

自分の意志で方向性を出そうとしても思う方向にいかないこともあり、まさに運命的です。

 

この月食が起こってから2週間くらいは様子を見ておいたほうがよいと思います。

 

まだ水星は逆行しており、計画がスムーズにいかないことも考えられますので慎重にしておいた方がよさそうです。