水星が1月14日から2月4日まで水瓶座から山羊座へ逆行をします。




 

逆行とは地球からみて天体が普段進んでる方向とは反対方向に進む現象で、その天体の意味が内面に向かい振り返り帰ってくるなどの現象が起こると言われています。

 

水星は思考や言語、コミュニケーションの天体でこれが内面に向かうということで自分を振り返るということもありますが、外に出ている思考がおろそかになったりすることで不注意でミスをしてしまったり手違いが起こるということも。

 

約束事を忘れてしまったり、時間に遅れてしまったり、交通機関の遅延なども考えられます。

 

契約事は2度手間を食らったり、うまく進まないということも。

 

コンピューターのミス、バグ、データーがなくなるなども今回は最初にテクノロジーの星座である水瓶座から始まるので考えられます。

 

こんなことですが自分を振り返るということで、内面を見つけ復習ができ、ミスで2度手間などが起こることでも理解がそこで深まるといった面も見られます。

 

コミュニケーションが返ってくるということで、しばらく会っていなかった人から連絡が来たり、昔の関係を取り戻すといったことも考えられます。

 

昔を思い出すということでもよい時期であると言えます。

 

 


 

水星の逆行は年に3回ほど4か月ごとに3週間ほど続きますので比較的よくある時期であると言えます。

 

 

 

 


去年の年3回の水星逆行はすべて知性の星座の風の星座で起り風の星座の中で終わっていました。

 

これは知性だけを振り返ることができた年であったと言えますが、今年3回起こる水星逆行は風の星座で始まり前の星座まで戻って現実を重要視する地の星座で終わります。

 

これは始めは知性や計画といったことを考え直すところから始まり途中から目の前にある現実を考え直すといったパターンがあると言えるかもしれません。

 

1月14日から風の水瓶座から始まる逆行は1月26日からは地の山羊座に入ります。

 

1月14日からは知性、計画などの未来のことを考え直し、1月26日から2月4日までは目の前の現実の組織や仕組みを考え直すといったことになりそうです。

 

 

 

 

水星逆行の始まりには土星と天王星の影響を受けるポジションにあり土星は制限で天王星は乱す意味があるので水星の特に思考と神経といったものが乱されることになるかもしれません。

 

特に逆行始まりには天体が止まっているような動きになるので、そこに他の天体の影響があると深いところまで浸透していきます。

 

水星逆行始まりの前後3日間ほどは、神経が乱されて思考がうまくまとまらないといったことや、集中できないといったことも考えられます。

 

 

 

今回は水星の逆行だけではなく去年12月19日から今年の1月29日まである金星の逆行期間と重なります。

 

金星の逆行は1年7か月ほどの期間で逆行するので水星ほどよくある現象ではなく、この2つが同時に逆行することで水星の思考、コミュニケーションと金星の 女性、お金、美、芸術、恋愛ということを同時に振り返り考え直すといったことになります。

 

 

前回の記事で説明したのですが、水星の逆行が終了する2月4日のポイントは去年の12月29日に水星と金星が重なったポイントでした。

 

そしてこのポイントは2020年初頭に木星、土星が冥王星と重なったポイントであり、現在の新型コロナから始まった社会の変容は占星術的に木星、土星、冥王星の3つの天体が山羊座で会合したため、という解釈があります。

 

このことから水星の逆行の最終段階でこの変容している社会に対しての自らの思考や計画、コミュニケーションといったものを振り返り作り変えていく期間であるといえます。

 

そこに金星の 女性、お金、美、芸術、恋愛の変容も加わるといった時期になりそうです。

 

天体が逆行を始めるときと終了するときはステーションという天体が止まったような動きをします。

 

ここでそのポイントにとどまることで影響力を深めていくことになるので水星逆行終了時に木星、土星と冥王星の会合ポイントの影響力を吸収することになるので、そこでこの変容している社会にたいしての自分の考え方を決めていけそうです。

 

 

逆行始めと終了までも色々な変化が見られそうな今回の水星逆行ですが、最終的には大きな思考の変化が見られそうですね。