佐野明子さんと 曹源寺の蓮を見に行く朝のお散歩 | ウラモニ

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円山生活の会 代表 佐野明子さん と円山ステッチで待ち合わせ

 

 

 

 

打ち合わせが終わって出かけようとするとココナツで編んだ玄関マットの上に羽化して間もないの殻を抱えた蝉がいました。

蝉は明子さんの手から空へと飛んでいきました

 

「不思議な出来事で新しい命を手で感じたり、心で感じることができました。ありがたい朝がはじまりました」と明子さん

 

 

この日は円山ステッチから歩いて3分ほどで行くことができる曹源寺さまへお散歩

いま、蓮が見ごろを迎えているのです

 

 

左に白い蓮、右はピンクの蓮という配置なのだそうですよ

 

 

この日はトンボがよく止まっていました

 

 

 

佐野明子さんのお話を聞いている間に雨脚が強くなりました。

雨の中でも午前中から曹源寺を訪れる方がいましたよ

 

 

この季節になると3日に1回は曹源寺の蓮を見に行く明子さん。

 

 

明子さん

咲いているのは4日、見に行くたびに新しい花が咲いていたり、蕾がすっと神々しい様にすっと天に向かって伸びている姿をみたり年中、蓮を見させてもらってます。冬は土だけで寂しい光景ですけど春には花芽が出て、急に成長する時もあって。冬の刈り取られる前の葉っぱは茶色に枯れてて茎が折れ曲がってて破れた傘に見えるんですけど・・・・蓮の終わりというか・・・そうね・・・「朽ちていくものの美しさ」と言うか、最後まで蓮が蓮である姿を見せてくれてるんです。

 

 

 

明子さん

蓮の花は香り、色、心で感じることができて、仏教的にも「無心で観る」ことを教えてくださるんですけど、本当に「自分を忘れる時間」なんです。今日はこの後はこういう予定・・・とか、これが出来てないな、今後どうなっていくんだろう?とか先の心配を忘れて蓮をただ見ている。蓮も私たちに「キレイでしょ?こんなにキレイに咲いたのよ」って見せてくれているのではなくて。ただ、先に進んでるって感じなんですね。前、前に行こうとしてる・・・。

 

 

明子さん

例えばまっすぐに天に向かって伸びようとするときの茎の蕾の先に葉っぱ・・・・ま障害物ですね。ツンツンって突き当たって行けなくなったら蓮は葉っぱを破ってでも上に行くんです。だから葉っぱに穴が開いてボロボロになっているところに蓮が咲いていることもあります。曲がってぶつかっても、それでも進もうとしている蓮の姿に自分を重ねて・・・何かにぶつかっても前に行こうという気持ちを持ち続けたいなと思っています。だから蓮をみると何とも言えない気持ちになって元気になります。だから蓮を見に行くのかもしれないし、1年を通してこれだけ変化がある植物ってそんなに無いんじゃないかな?お世話をしてくれる方がいて、こそですけど。蓮は特別な存在で、特にお寺の雰囲気が素晴らしいので、蓮を見て元気をもらって夏を過ごしたいと思います