変わらないものと数学 | ウツと株とプログラミング

ウツと株とプログラミング

うつ病で引退して、株トレーダーに。銘柄選定プログラムから始めて、現在は自動売買(アルゴリズム取引)システムを開発中(*'▽')/

年越しそばも食べず、(窒息回避の目的で)餅も食べられない爺さんと二人暮らしの我が家では、盆も正月もない。


1月2日に彼氏を連れて来るはずだった次女は元日にコロナに罹り予定延期。九州に留まる長女によれば「(次女から)頻繁にLINEが来てて超元気やから、ほっとき」とのこと。「人混みの初詣なんかに行くからコロナになるんや」と呆れてた。


まぁ、確かに(屋外とはいえ)おしくらまんじゅう的に延々と行列に並んでいたら感染症に罹患する確率は爆発的に上昇する。


僕はノーマスクで外出するけど、わんことの散歩がほとんどだから、人と触れ合うこと自体がない。年末に風邪をひいたけど、市販薬を飲んで一晩寝たら治った。ウツの連鎖で数日寝込んだけど。


元々ハレの日が苦手な爺ちゃんは2年前から年賀状を出さなくなった。そして遂に今正月からは爺ちゃんの友人からの年賀状も来なくなった。


我が家に届いた年賀状は親戚からの3通と婆ちゃんがお世話になっている認知症介護グループホームからの1通だけだ。


「ここまで年賀状の枚数が減ると、一枚いちまいが値打ち出てくるね。落ち着いて近況を読める。爺ちゃんも年賀状を復活してみたらどうや? それがきっかけで昔の友達との交流も復活するかもしれへんで」と僕が言うと、爺ちゃんも満更では無さそうだ。


「今から出してもええかな? いつまでが正月なんや?」


う~むぅ……これは簡単なようで実は難しい。地方によって「松の内」の期間が異なるのだ。僕達の住む大阪では小正月の15日までというのが慣例なので、今から発送しても間に合わない訳では無い。しかし3が日でハレを終えるのがビジネス界の常だし、関東地方の多くは1月7日の七草粥を食べた直後に門松を外す。そうなると、今から年賀状を発送すると相手に返信のゆとりを与えられない可能性もある。


15日までが松の内である関西でも10日には十日戎(とおかえびす)の行事があって、もう正月気分じゃないんだよね。


「来年から年賀状を復活するとか、バレンタインカードを送るとかにすれば?」と言っておいたが、暑中見舞いくらいが無難かもしれない。急ぐならば寒中見舞いという手もあるが、年賀状をパスして寒中見舞いを送るという変化球が適切かどうかが微妙だ。


まぁ、とにかく三が日は終わった。実質的に明日からはケの日だ。少しづつ早起きの練習をしよう。


世間では慌ただしい正月だったけど、我が家では非常にスローで静かな日々だった。


お笑い系の録画放送中心の正月特番はかなり割愛されて報道ニュース枠が多かったよね。皇室の一般参賀も中止になった。


2024年を占う系の特番もあまりなくて、経済や株式相場の見通しに関する番組もあまりなかった。


ただ、2024年は東京株式市場は「4月末頃まで吹き上がるんじゃないか」とか「半導体の製造装置系がイケイケになる」「6月の賃上げに成功すれば衆議院解散選挙もあるかも」「11月には米国大統領選があるので経済刺激の追加策が出るかも」といった、かなり楽観的なムードが漂っている。


まぁ、正月休み中に大地震に見舞われたり、羽田空港で衝突事故があったりで、大発会がどうなるのか分からないけど。


数日のスイングよりも数ヶ月トレードの方が安定的に利益を積めるかもしれない。


僕は確率論的にトレードする方法を思案中で、データ収集や解析のために自作プログラムをより賢くかつ高速化できる方法を模索中。


上場銘柄ごとに親和性の高いテクニカルシグナルを特定し、過去2年間での実績を元にして「予想騰落率・期待値」を算出させる方法なんかをプログラムしようかと思っている。


計算式が段々と複雑になってきて、数学の勉強をしないといけないな。また手書きメモが増えそうで、広告の裏紙を集めておかなきゃ。


そろそろデータの蓄積もできてきたので多変量解析や3次元ベクトルとかの演習もできそうです。Pythonで科学計算モジュールを使うようになるかもしれない。


ある程度のテクニカル指標を独自に算出できるだけのデータ量が集まったので、証券会社が発表する前に相場中に計算出来たら売買タイミングだけでなく指値まで決められるかもしれない。


とにかく少し数学の強化をします。