サマーバケーション | されど空の青さを知る
私の夏休み
海が綺麗なことも
その上を覆う空が青いことも
覗く太陽の陽射しが照ることも
そよぐ風が少しだけ秋の心地がすることも
全ては当たり前ではなくて
愛おしいものなのだ
自分の足で浜に出て
愛するビールで喉を潤す
そこにはほとんど人もいない
誰も邪魔しない
彼の残した言葉を思い出す
人間は、些細なことで傷付き途方に暮れる
でも例えばただ空の青さを感じるだけで
豊かな気持ちになる
人の心はとてつもなく深くもあり
浅くもある
その浅さが人を生かしていると
死ぬのは怖い
その恐怖を知りながら
姿から目を逸らしながら
私は今日の日を終える
目が覚めたら明日が来る
それは素晴らしくありがたいことで
日々を楽しく摘むために過ごして行く

