皆さんこんにちは!

12月16日、17日とお休みを頂いてトレーナーの講習会と今年最後のMTBレースに行ってきました。

MTBはまたの機会にしてお仕事の話をしましょう♪

店長が所属しているトレーナーの団体NSCAは3年間に一定量の勉強をして提出しないと資格を剥奪される素敵な制度があります。つまり「お前ら人様にトレーニング指導するなら一生勉強しろよ」という事です。アメリカ発祥の団体なのでその辺はとてもシビアです。そんな訳で勉強会です。自分の好きな講習を実技、セミナー、セミナーと3個選び勉強してきました。

実技はつまらなかったので割愛させて頂きます。

ここでは面白かった」「筋肥大のお話について」店長のマメ知識を混ぜてお話します。

トレーニングはほぼ筋肥大を目的に行なっていると言っても過言ではありません。

あの有酸素運動でさえ心臓や呼吸筋が多少肥大していきます。

さて例外なく人は30歳を過ぎると年間に全体の筋量の1%づつ減少していきます。そりゃ40~50歳になって衰えを感じるのは当たり前です。面白いデータもあります。歳とともに減少してく男性ホルモンの代表格「テストステロン」は筋肥大に重要な要素ですが、若い頃から運動習慣のある方は減少率が非常に少ないらしいです。つまり、「衰えてから鍛えれば良い」は間違いなのです。

このセミナーは、大きく分けて

①    筋肥大に必要なタンパク質の量

②    摂取タイミング

③    動物性タンパク質と植物性タンパク質との差

で構成されてました。

先ずは普通に生活していてどれくらいタンパク質が必要になってくるか?

これは活動的に動く方には当てはまりません。あくまでも平均値です。トレーニングする方はもっと多くのタンパク質が必要になると思われます。厚生労働省が発表している年齢別の筋量も店長の肌感からすれば非常に少ないものです。健康な方と不健康な方の平均値ですから当たり前ですよね。つまり政府の言ってる事は全く当てにならないという事です。

さて正確な指導を受けた方が(⇚ココ重要)が筋合成を最大化する為にタンパク質の量ですが、体重×0.31gだそうです。0.31g以上を摂取しても合成率は上がっていかないので無駄という事になります。

そしてよく聞かれるのが「タンパク質をとり過ぎて腎臓/肝臓に悪影響ないの?」という質問です。先日も医者に言われたと相談を受けました。

この表をご覧ください。こちらは腎臓に関してですが、タンパク質を摂らなかったグループは慢性の腎臓病のリスクが高まっています。逆に多くタンパク質を摂取したグループはリスクが低い状態です。医者もいい加減ですよね(笑)

 

さてこちらも良く訊かれる質問。「植物性のタンパク質はどれがいいの?」です。 

ある程度年齢のいった方は動物性を何故か嫌います。

店長は止めた方がいいですとハッキリと言います。自分自身でソイプロテインだけを3カ月摂取して実験したからです。

植物性でソコソコ優秀なのがジャガイモ、トウモロコシ、エンドウ豆です。皆さんの大好きな大豆(ソイ)はイマイチな結果…納豆/豆腐食べて筋肉付いた話って聞かないですよね?つまりそういう事です。同じコストを掛けるなら動物性一択という事になります。

一般的な和食では朝にタンパク質が足りていません。そもそも日本人はタンパク質不足です。すぐ体調を崩す、髪/肌につやが無い人は要注意です。ディナーは豪華にっていう考え方は止めた方が良いですね。朝食にタンパク質を積極的に摂る方は圧倒的に筋量が多いというデータもあります。

こちらも若い熱心な会員様にはお答えしている質問ですが、一定のスパンでタンパク質を摂取した方がいいという話です。これも店長の肌感ですが、こちらの大学はちゃんとしたデータで出してくれています。参考にしてください。

 

最後は動物性対植物性どっちの摂取が筋肥大に最適か?です。

若年層に関しては何食べても筋肥大は関係なく起こるみたいです。

但し歳を取った方に関しては食事ベースでタンパク質を摂ると植物性ではスコアが上がりません。

 

テレビや雑誌、ネットやYouTubeで言ってるように簡単には筋肉は付きません。ウォーキングで健康になった人もいません。理にかなったトレーニングと食事管理が最善の近道だという事です。

それではまた(^^)/