普通自動車免許 取得中 | うっぴのブログ

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自然を求めて多摩へお引越し。
これと決めずに日々のことを書いています。

バイクの免許を取得してからちょうど二ヶ月が経ったところですが、今は普通車免許の教習に通っており、本日修了検定(仮免検定)に合格しました。

教習所へはもちろんバイクで通っています。

 

YouTube動画に魅せられ思いもよらずバイク免許を取得したことで、自分の可能性をもう少し試したくなったこと、お金と経験に対する考えが変わってきたこと、またやるなら少しでも若いうちに!といったところです。


バイクでは1段階目で4回の補修を受け、今回も安心パックをつけていますが、ここまで補修なしで修了検定に一発合格しました。

検定前の見極めでは注意散漫が目立ち、「試験もこの状態だと五分五分ですよ」とくぎを刺され、私は運転自体にも不安があったので補修を希望したのですが、「前回は落ち着いていたから今日が特別かもしれない、受けてダメならそれから補修でいいじゃないですか」と見極め良好欄に判子を押され、結果合格。教官の判断が正しかったということか。ただ見極めから検定までの数日間、私が今まで以上にYouTube動画をむさぼり見て教習で腑に落ちていない部分や一連の動作をイメージしたかは知れない。前夜に見たムラシー氏の左折小回りの視界感覚にはクランクで大変助けられました。YouTubeがある時代で本当によかった。ない時代に取得した人は尊敬します。

 

さて、今通っている教習所(バイクで通ったところとは異なる)に並ぶ教習車は約1/3がMT車です。日本市場で売られている車の約99%がAT車、そしてレンタカーもMT車は専門のところに行かないと探せない時代に、MTで免許を取る人はまだ多いのだなと感じました。そして、私もまたその一人です。


初めて取得した免許がMTバイクで、今ギア操作の極みを楽しみながら運転しているのであれば、車もMTで取ろうと考えるのはとても自然な流れでした。昔はMT車の免許しか無かったことを考えても、そんなに無謀なことではないと思いましたし。でももし車の取得が先になっていたら、まさか自分がMTだなんておこがましいとATになっていたでしょう。


また免許を取っても今のところ車に乗る機会は見当たらない私にとって、AT車で手軽に取らなくてはいけない理由もメリットもないに等しく、経験重視ならなおさらMTでしょという気持ちでした。

 

バイクで既にクラッチの仕組みとギアチェンジの感覚は習得していたので、それが車になっても難しくない、シミュレーター教習でもあぁこの感覚なんて楽に構えていたのですが、実車に乗ってみると手足で勝手が違う。それにバイクでは基本行わないクラッチを切った走行を車では通常の右左折で多用する。これはかなり戸惑いました。スピードがないと転倒するバイクと止まっていられる車。同じMT車といえども異なります。また振り向けばどこでも見えるバイクに対し車は全方向が死角なので、車体感覚を意識しながら走るのはとても難しい。これは私が一番心配していた点で、車に乗れるわけがないと思っていた理由の一つ。教習では場内最初の時間にまずは線の上に車を止めて、ちょちょっと説明されるのですが、目線も何もわかっていない時にそれだけで理解できるわけなく、これもYouTubeに大変お世話になりました。

 

次回から公道。とても楽しみです。