出勤時のゴミ拾い、やめました | うっぴのブログ

うっぴのブログ

自然を求めて多摩へお引越し。
これと決めずに日々のことを書いています。

ゴミ拾いを始めてから、外出時は常にゴミ袋とトングを持ち歩くようになりました。買い物や図書館に行くときもそうですし、会社に行くときもそうでした。(その時の状況によって、トングのサイズは変えています)

 

ゴミを拾い始めてから、「ただ歩いている」ということはもったいないことにしか感じないのです。

もちろん、歩きながら景色を楽しんだり、天気や季節を感じたりということもするわけですが、そこにプラスで、視界に入ったゴミを拾うことも、手元にトングと袋があれば簡単にできること。そしてやると気持ちがいいこと。

 

だから、出かけるときにはトングとゴミ袋を手にする。もしくはカバンに忍ばせる。それを忘れると、歩きながら、そして横断歩道で止まりながら、「あぁ、、、」と残念な気持ちになるのです。

 

ただ、問題もありました。

それは、タバコの匂い。

ビニール袋を二重にし、再度開けられないくらい口を固く結び、さらに二重チャックのジップロックに入れてもタバコの匂いは漏れるのです。自販機のゴミ箱は至る所にありますが、通常ごみを捨てられるゴミ箱はどこにもない。だから、出勤時に拾ったゴミは、帰宅するまで自分のカバンの中に入れておくしかない。すると、カバンを開けるたびに、薄っすらタバコを感じる。

 

 ↓本日帰宅時に拾ったゴミと、ごみ拾いキットを入れているジップロック

 

通勤ゴミ拾いを始める勇気ときっかけとなたゴミ拾いの先輩は、朝はコンビニに寄って何か買った際にゴミ箱に捨てさせてもらったり、顔見知りになったビルの清掃員の方にゴミを引き取ってもらったりしているそうですが、今の私にはその選択肢はありません。だからといって会社のゴミ箱は吸い殻御法度なので捨てることもできない。だから、持ち帰るしかない。

 

今まではゴミ拾いが優先で、うっすら匂うのは嫌だけど仕方がないと割り切れていました。それがふと、自分はよくても人に迷惑をかけているかもしれないと考えるようになりました。電車で隣に座った人から香水やタバコの匂いがして嫌な気持ちになるのと同じように。そこから、ちょっと自分はやりすぎていると思うようになりました。

 

それで、決めました。

ゴミをカバンにしまわなくてはいけないようなゴミ拾いは行わない。つまり、出勤時はゴミを拾わない。出勤時は観察するにとどめる。そして帰宅時、家に着いたらすぐにゴミを捨てられるときだけだけゴミを拾う。

 

そう決めました。