博物館&美術館めぐりに… | ◇埼玉の外構屋さん◇うぽぽデザイン工房のブログ

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世間様のGW10連休も終わりに… 10連休って何なんだ?

 

自分自身は結構仕事モードでしたので、ま、1日ぐらいはどっかにでかけて世の経済に協力しなくてはと思い、東京の博物館&美術館めぐりに行ってきました。

 

博物館は、両国駅近くの「江戸東京博物館」に… これはうちの奥様の推薦。

特別展「江戸の街道をゆく~将軍と姫君の旅路~」と常設展の両方を見たのですが… まぁ、広い!正直歩き疲れました。GWで結構お客さんも来ていたようですが、この広さのおかげで混雑感はそれほどでも無かった気がします。

 

特別展は、日本橋を起点とする五街道にまつわる展示で、街道の宿場の地図などを見て知っている地名があると嬉しかったりして… 「上尾」があって、「桶川」があって、「鴻巣」があって、「北本」は無い。

 

目を引いたのは、薩摩藩島津家ゆかりの女乗物…

 

 

今回、初公開とのことです。

本体が55.5㎏、棹が16.0㎏で総重量が71.5㎏というのはなかなかの重さ。

女性が乗るとは言え、これに体重が加わるんだから担ぐほうは大変だなぁ、と。

今の車と同じで、乗っている人を運ぶというより乗物本体を動かす事にエネルギーを使うんですな。

さてさて、乗り心地はどうだったんでしょうか?

 

特別展のイベントで、語り&サンドアートというのをやっていてうちの奥様の目的はこれ。

サンドアートは何かイマイチでしたが、語りの何とかさん(忘れた)は非常に上手くて引き込まれました。

 

常設展のほうは「江戸ゾーン」と「「東京ゾーン」(&企画展)があって、江戸ゾーンだけでお腹いっぱいになってしまい、東京ゾーンはサラッと見た感じ… なんですが、気になったものは東京ゾーンにあった古い煉瓦の壁。

 

 

実際にどっかにあったものらしいのですが、忘れてしまいました。

この雰囲気、ただただカッコイイ!

 

 

で、美術館のほうは、東京駅近くの「三菱一号館美術館」… これは自分の推薦。

いつか行きたいなぁと思っていたのですが、今回の展覧会が「ラファエル前派の軌跡~美しい、だけじゃない。~」で、今まであまり見ていない19世紀のイギリス美術を感じることができました。

ラファエル前派は、西洋美術では印象派とならぶような存在のようで、印象派から入った自分には気になる存在でした。正直、作家さんの名前も作品もあまり知らないのですが…

 

行ったのが天皇陛下の一般参賀の日だったせいかどうか、会場内は非常に混んでいました。建物が、明治時代に三菱が建てたものの復元なので、小さな部屋がならんでいる感じなので、より人混み感があったのかも…

 

印象に残ったのは、この展覧会のポスターにも使われているロセッティの「魔性のヴィーナス」です。

 

 

 

正面から見ても、ななめから見ても絵の中の女性の視線が追いかけてくる不思議。

ま、そんなことはともかくやっぱり何故か記憶に残る何かがあるようで…

絵でも音楽でも、その何かが何なのか知りたいわけで… 何だろ?

 

自分的には、ロセッティよりミレイのほうが好きで気に入りました。

ミレイと言えば、「オフィーリア」ですが、今回は無いので残念。

 

 

ミレイの「滝」ですが、この石の感じは大好きです。「魔性のヴィーナス」みたいなガツンとくるインパクトは無いんですが、このジワジワとくる感じが好きです。

 

そしてもうひとつ、ミレイの「結婚通知ー破棄されて」です。

 

 

小さな絵です。

まず絵のタイトルに目がとまりますが、じーっと見ているとタイトルと絵自体が不思議なコラボをし始めます。最後に残るのは、この表情です。うまく言えないけど好きです。

な~んか、こんな感じの人に会ったことあるような、ないような…

 

他に、ターナーの「カレの砂浜ー引き潮時の餌採り」が見れて嬉しかった。

 

 

まぁ、こんな感じの博物館&美術館めぐりでした。

 

 

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