2018年の8冊目
茂木健一郎「アインシュタインと相対性理論がよくわかる本」
第1部 アインシュタインから読み解く相対性理論
第1章 相対性理論が生まれた背景 - 「アインシュタイン力」が相対性理論を生み出した
第2章 相対性理論は何の扉を開けたのか - 世界を変えた原理としての相対性理論
第3章 アインシュタインのロマンと相対性理論 - 天才のように生きれば天才になれるか
第2部 時間・空間から読み解く相対性理論
第4章 相対性理論が導くワンダーランド - 「常識」の目を閉じた時、新たな世界が開かれる
第5章 認識論としての相対性理論 - 「相対性理論的に考える」と発想が必ず広くなる
上記の章タイトルだけでも『相対性理論』というキーワードが10回も出てきている。
茂木さんが どれだけ『相対性理論』が好きなのかが垣間見える。
相対性理論の説明というよりは、アインシュタインの人となりや相対性理論の考え方みたいなところを書いてる感じで、こういう書き方の本は今まで読んでなかったので面白かった。とても読みやすくサラッと入ってきます。
ひとつだけ、アインシュタインの「成功方程式」を…
A(成功) = X(仕事) + Y(遊び) + Z(口を開かぬこと)
「沈黙は金」とか「言わぬが花」みたいな感じか。
字が浮き出ているのか、掘り下げているのか? 不思議な E=mc²レンガ。