愛しき楽師の奔走 | 諸星和己 ”Kiss”

年の瀬が迫りまくっていますのでドンドン行きます！1本目はこちら→起死回生のキス | The Corrs ”Kiss of Life”

本日2本目は、私が初めてダウンロードした諸星和己さんの曲についてです。

Kiss（諸星和己）

先日の諸星さんのクリスマスライブの内容にも少し触れますので、知りたくない方はスルーしてくださいませ～

まだCDを一枚も持ってなくてライブも一回しか行ったことがなくて、ファンクラブにも入ってなかった頃のことだったと思います。iTunesでさわりだけ聞いて、お！これいいね！好み♡と思ってDLしたのが"Kiss"。

チャラい、はどういったらもっと褒め言葉になるのでしょうか（笑）私はこの曲のチャラさ軽さと、キスしてくれ！の必死さ重さのバランスがたまらなく好きなのです。ノリよく明るく♪と背中合わせの、しつこいほどの甘い懇願。この纏わりつくウザさが素敵だ☆

大都会でスマートに恋愛をこなす百戦錬磨のモテ男、の足元がその実わーわージタバタもがいているのを見せてもらっているかのようです。いまいち思い通りにいかない時に、いいからキスしてくれ！それで解決するから！と言わんばかり、だが、果たして。これもまた起死回生のキスとなるか。

かーくんの歌い方は絶妙にチャラくて（だからチャラいの褒め寄りの類義語はなんなんだ！笑）、かっこよくてかわいくて、程よくセクシーハスキー。これぞ諸星和己（敬称略）！と言いたくなる魅力的な歌声です。全体的に少し高めのキーだと思うんですが、なんですかこれは、ファルセット？裏声というか少しひっくり返るような。その時の高さとかすれ具合が、もう…♡

どうか、どうか…

の「か」のところとか、もう…♡

何言ってんだか全然わからん、と言う方は、と言う方こそ、聞いてほしい。

歌声に加えて、これ、これまた、なんていうのでしょうか、曲のグルーヴ感というのでしょうか、非常に良いのです。かっこいいのに髪をくしゃくしゃにしてグルグルひとりで回って愛を乞うようなリズムが。

特に昨年は外出といえば近所に買物か散歩、という日々が多かったですが、そんな時にこの曲を聞くとテンションが上がりました。私の早足のスピードにちょうど合うようなのです^^ストレートに人を元気づける系の歌ではないはずなのに、トボトボ歩く日も、途方に暮れる日も"Kiss"がアドレナリンを補給して舞い上がらせてくれました。

この曲は、最近のライブで歌われることはあまりなかったのではないでしょうか。（私は全ステはしてないので違うかもしれませんが）

少なくとも私は今年のクリスマスライブが生歌初体験でした！

ライブでは、前奏に入るまでに前曲からのつながり、タメがありまして、私は"Kiss"が来るとはすぐにわからなくて。

ん？歌の前に何か言ってる…

Kiss me…
Kiss me please.
I want you to kiss me please!

んなっ……
なに！

今、なんてったぁ？！！(*ﾟﾛﾟ)(*ﾟﾛﾟ)(*ﾟﾛﾟ)♡

こんな艶っぽい、コールアンドレスポンス？！ありかよ！
（レスはないけど。あったら大変だけどいろんな意味で^^;）

"Kiss"ってライブではこんな始まり方するのかーー！！（悶絶）

それから、慣れ親しんだ前奏♪そうそう！これこれ！このグルーヴ感さあ！（グルーヴの使い方合ってるか知らない）

オオーーキター！

キス　キター！！

(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))

キャーーー
ギャーーー

私、もうこの時点でだいぶ燃えて溶けてました。（開始から三曲目にして）

そしてノリノリでグルーヴ感に酔いしれていたら、サビKiss Kiss Kiss Me～がきて、そうしたらみなさん両手を上げて、ワイパーフリフリ。おっ、おう！ここでお手振りフリなのか！メモメモ。慌てて、フリフリ。フリがあるってことはライブで歌ってないなんてことなかったのかなっ^^; 自分がド新規ファンであることを改めて思い知る瞬間でもありました。でもいいんだ！わーい！楽しい！ヾ(´∀｀)ﾉ

"Kiss"ではキーボードが疾走感をけん引していると思います。ライブでも確かにそうでした！

クリスマス二日間は諸星和己さんとご一緒でした。バンドも素晴らしく楽しく充実した2日間4ステージでした。ありがとうございました！
観に来て下さった方への補足ですが、キャラ担当だけではございません、こう見えてちょっとだけ鍵盤嗜みます。今後ともよろしくどうぞ。
— ジミー岩崎（岩崎健一郎）🎹 (@JimmyIwasaki) December 25, 2021