こんにちは。
フィットネス指導歴40年。
コロナ自粛で4ヶ月で7キロ瘦せた経験を伝えて
50歳からの女性のココロとカラダを元気にする
ながやまのりこです。
5月のゴールデンウイークが
近づいてきましたね。
ついこの間、年が明けたと思ったら
もう5月❓❕ なんて月日が経つのは早いのでしょう。
時間の心理的長さは
年齢の逆数に比例するらしいです。
たとえば、
50歳の1年は50年分の1年ですが
5歳の1年は5年分の1年
ということになります。
つまり、生きてきた年数によって
1年の相対的な長さが
どんどん小さくなり、それによって時間が早く感じるそうです。
あっという間の人生。
大切に生きないとね。
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【インストラクター⑦避難生活。穴を掘っただけのトイレで用を足す。】
母親とも連絡が取れ、いきなりの避難でどこに行ったか分からない
あの友人、この友人にメール
(当時はラインはなかった)
しまくったのを覚えています。
緊張感もあり、最初は
上手くいってた人間関係も
やはりプライバシーも守られない日々で
イライラや不満が募ってくるのです。
避難生活が2~3日続くうちに
ストレスにより体調を崩す人が
増えてきました。
そんな中、役場の保健師に依頼されて
何か所かの避難所にエコノミー症候群予防のための体操指導に行きました。
こんな時でもわたしにも
出来ることがある。
少しでも元気になってくれればと
「上を向いて歩こう」のCDをかけ
ストレッチをしました。
そんな中で海の近くに自宅があった子どもの塾の先生が
涙ながらに駆け寄って声を掛けてlくれました。
「家が流されちゃったの。旦那の実家の九州に行くことになりそう・・・。
○○くんによろしくね。」
わたしの自宅は街中だったから少しの被害。
でも、ただの避難ではなく、帰る家がなくなった人もたくさんいたのです。
今冷静に考えると、
「上を向いて歩こう」なんて
とても無神経だった反省しています。
「とんでもないことが起きたんだ」
心の中の空洞が大きくなった瞬間でした。
あまりの混雑で避難所のトイレが詰まり使えなくなり
地元消防団の男性たちが施設の敷地内に作った仮設のトイレ。
スコップで土に穴を掘り板を通し
テントで隠しているだけのトイレ。
小さい子どもも夜は真っ暗の中
怖さをこらえて、そこで用を足しました。
水が出る。電気が使える。
食べるものがある。
あたたかい布団がある。
快適な寝る場所がある。
そんな当たりまえの生活が
いかにありがたいか
つくづくと感じた避難生活でした。
また会える日が必ず来ると信じてたのに
ともに歴史を作ったスタッフ。
スタジオの会員さん。子どもたち。
子どものお友達、先生。
隣近所の方々とも
いきなり会えなくなってしまったのです。
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