こんにちは。
フィットネス指導歴40年。
コロナ自粛で4ヶ月で7キロ瘦せた経験を伝えて
50歳からの女性のココロとカラダを元気にする
ながやまのりこです。
この3月末で地元ショッピングセンター3階にある
カルチャー教室との契約を打ち切ることになりました。
原発事故で避難してきたこの土地での
52歳再スタート。試行錯誤した結果の決断の時期に
声を掛けていただきました。。
10年間もお世話になったことには
感謝の気持ちでいっぱいです。
ただ今回の契約打ち切りは
人生の折り返し地点をとっくに過ぎた今
若い頃と同じかそれ以下の価値で
自分の時間を切り売りすることに
納得がいかなくなったからです。
今までは言われるまま
世間の相場とかで提案されるままの自分でした。
年齢に関係なく、開業したてとか
知名度を上げるとかの段階なら別ですが
個人起業では自分の価値は自分で決めることが大切。
もう40年もこの仕事一筋で来たのだから
もっと自信とプライドを持って
後悔のない後半生を歩みたいと思ったのです。
こんな考えを持てるようになったのも
この2年間のオンラインでの学びの結果。
今までの自分の人生を棚卸してみる機会が多くなり
どれだけの学びと経験を積むための時間とお金をかけてきたかを
再確認できたから。
オンラインの世界では駆け出しだから
納得のいかないことがまだ多いけど
せめてリアルの現場では
後悔のない毎日を送りたいと思っています。
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【インストラクター⑥避難所での生活。母が折ってくれた千羽鶴】
わたしが避難した場所は通常なら自宅から30分で行ける距離。
その道路が避難する渋滞の列。2時間かけてたどり着きました。
ヨガのレッスンに熱心に通ってくれてた看護師のMさん。
家族を心配して職場から海沿いの自宅に戻ろうとして
その優しさが仇になり、不運にも津波に巻き込まれ亡くなりました。
すぐに戻れると思い、ペットや家畜をそのままにして避難してしまい
その後帰還困難区域に指定されたため戻れず
大事なペットや家畜と悲しい別れをしたという友もいます。
この町だけでなく、原子力発電所の半径20㎞以内に
当時住んでいた住民や動物たちが
このような不本意な別れを経験したのでした。
この避難所では
役場職員が中心になって、炊き出しや住民のお世話をしていました。
施設の中は、寝たきりのお年寄り、乳飲み子を抱えた若いお母さん
こんなに人が住んでいたんだと思うくらい足の踏み場が一切ない状態。
私たちは車の中にいるしかありませんでした。
わたしが真っ先にしようとしたのは
わが娘の安否を心配してるであろう川崎の母に無事を報告すること。
携帯電話をいじるけどつながらなかったので
当時メールでやり取りしていた横浜にいる友人に
母に電話で無事を報告してもらいました。
この時母は福島県海沿いの津波の映像を見て
「のり子はもうだめかも知れない。あきらめていた」と
後に当時の心の内を明かしてくれました。
その時娘の無事を祈りながら折ってくれた
母の愛がつまった「千羽鶴」
母は今年の1月5日に95歳で他界しましたが
わたしに一生の宝物を残してくれました。
「お母さん ありがとう」
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