北アルプスの名峰、五竜岳登山の２日目は、
深夜から雲がスッキリ切れて、
素晴らしい朝を迎えました。
東から見事なご来光が。
まず雲海。山の上にいる人間だけの特権。
八ヶ岳が浮かんでいます。
昨年の八ヶ岳赤岳以来のご来光。
五竜岳が朝日に照らされて、
幻想的で美しいモルゲンロートになりました。
早めの朝食を済ませて、
頂上へ向かいます。
山荘から山頂への登りは標準で一時間。
見た目では分かりにくいのですが、
難所も有って思っていたより厳しい最終アタックでした。
これは登り始め地点。
分かりやすく言うと、
白山室堂から山頂へ行くのは
高度を上げるだけで難所は無いけど、
こちらは岩稜帯。
岩場の難所が有ります。
とても細い道で片方が切れ落ちた、
山の斜面を横切る道（トラバース）です。
ちょっと分かりにくいかな。
と言うことで写真撮る余裕あまり無かったのですが、
鎖場の手前で一枚。
途中で振り返ると、
五竜山荘がこんなちっちゃく。
ラストの登り。
無事に登頂出来ました。
五竜岳の５～。
バックは昨年登頂した剱岳と、
その横に立山連峰。
お約束の三角点タッチ。
ここからはご褒美タイムです。
山と言う山が一望出来ました。
尾根続きの鹿島槍ヶ岳。
山頂が二つ有る双耳峰です。
富士山。
槍ヶ岳と穂高連峰。
昨年秋に登った手前の唐松岳～白馬三山（白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳）
鹿島槍ヶ岳へと続く縦走コースの
八峰（はちみね）キレットへの下り口。
日本三大キレットの一つ。
上から見てるだけで難所と分かります。
これは遠見尾根から見た
ギザギザの八峰キレット。
いつかチャレンジ出来るかな。
山頂から山荘への登山道に改めて向かい合います。
岩稜帯の帰り道は慎重に下る。
無事、山荘へ到着しました。
そして、山荘とお別れです。
再び来た道（遠見尾根コース）を下ります。
遠見尾根は、個人的にこれまで登った尾根（登り）の中で
トップクラスにキツかったです。
登り行動時間3時間30分。
この写真の右から左に写る尾根、
約6Kmを降ります。
尾根の途中、五竜岳が最後に見えるポイントより。
これが五竜岳ベストショットかな。
と言うことで、
日本百名山・五竜岳登山の長文ブログにお付き合い頂き、
有り難うございます。
好天と無事の帰宅、
有り難うございます。
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